慶良間諸島ってどんなところ?水納島から行ける?水納島と慶良間諸島を徹底比較
目次
慶良間諸島と水納島の魅力や観光スポットをご紹介
青い海と明るい太陽、年間通して朗らかな陽気、どこか異国感漂う街並みやご当地グルメに、数多くの史跡や民謡などの独自の文化。
みなさまが沖縄と聞くと様々なイメージがわくと思いますが、おそらく那覇市のある沖縄本島ではないでしょうか。
しかしこと観光に関しては、沖縄本島のみならず多数の離島を擁し、それぞれが異なる景観や文化を有しているのが沖縄県の特徴です。
石垣島や西表島のある八重山諸島、宮古島を中心とした宮古諸島が特に有名なものとして挙げられますが、沖縄本島の近辺にもいくつもの人気の離島が点在しています。
今回取り上げさせていただくのは、そんな沖縄本島の近海にある慶良間諸島と水納島です。
高い人気を誇る島々について、しっかりとチェックしていきましょう!
慶良間諸島と水納島の距離
慶良間諸島は36の島々で構成された離島群であり、その中に5つの有人島を含んでいます。
沖縄本島から西側に位置していて、本島からの距離は島によって異なりますが、那覇市からは概ね40kmほどです。
一方の水納島も沖縄本島より西側の島ですが、こちらは那覇市よりも北に位置する渡久地港という場所からわずか1kmほどの距離感となっています。
そして、慶良間諸島と水納島の距離は67.5km。
それなりに離れて感じるかもしれませんが、非常に広い沖縄の海域における離島としては、まずまずのご近所にある島だと言えるかもしれません。
水納島から慶良間諸島へのアクセス
しかし、ご近所と言っても離島から離島へのアクセスは容易ではありません。
仮に水納島を出発して慶良間諸島へ向かおうと考えた場合、まずは水納港から渡久地港へと高速船で移動する必要があります。
到着後はレンタカーかバスを利用して南下し、那覇市にある泊港へ。
慶良間諸島には座間味島、阿嘉島、渡嘉敷島、ナガンヌ島と観光向きの島が複数ありますが、泊港からはそのいずれへも渡航することが可能となっています。
慶良間ってどんなところ
慶良間諸島は1つ1つの島にそれぞれの特色がありますが、2014年に諸島全体が国定公園に指定を受けてたこともあり、スポットとしては一括りで語られることも多いです。
その中でも泊港から渡れる島々は、特に個性豊かで観光向きの魅力に富んでいて、亜熱帯気候ならではの、南国らしさたっぷりの景観が私たちを迎えてくれます。
ケラマブルーと称される青い海は、すべての島に共通する魅力であり、この海に出会うために長年に渡って足繁く通い続けているという方も少なくありません。
那覇空港からの行き方
次に那覇空港から慶良間諸島までの経路を見てみましょう。
泊港は那覇市内にあるためアクセス性が良く、レンタカーであればナビで「沖縄県那覇市前島3-25-1」の住所検索、もしくはシンプルに施設名検索でルートがすぐにわかります。
公共交通機関を利用する場合はモノレールか路線バスが主な手段であり、モノレールなら「美栄橋」、バスなら「泊高橋」が最寄り駅。
いずれも10分足らずの徒歩で港へと到着できます。
そこから各島へフェリーや高速船が出ていますが、シーズンによって料金や時刻表が異なるため、詳細についてはご自身が訪れる日程が決まってから確認するのが確実です。
また、夏の観光シーズンは船の席が埋まってしまうケースも多く、できるだけ早めに予約を済ませておくのがおすすめですよ。
慶良間の魅力
概要と行き方をご紹介させていただいたところで、次は慶良間諸島の魅力をじっくりとチェックしていきましょう。
たくさんの島が集まっているだけに、その魅力は簡単には挙げきれませんが、3つの要素をピックアップしてみました。
世界を魅了するケラマブルー
1つ目の魅力はケラマブルーの海。
慶良間諸島が位置している海域は海底にサンゴが豊富なのが特徴で、サンゴは海中で光合成を行うことによって、水質を浄化してくれる作用があります。
そのおかげで慶良間の海は透明感があり、透明な海に太陽光の反射によって青の波長が強調されることで、ケラマブルーの宝石のような青さが生み出されているのです。
なんとあのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで、2つ星の高評価を受けたスポットも慶良間諸島にあり、世界的な評価も高い海となっています。
マリンアクティビティの聖地
2つ目の魅力は上と関連して、美しい海でのマリンアクティビティが盛んだということが挙げられるでしょう。
アクティビティ自体は沖縄県の各地に名所がたくさんありますが、慶良間諸島は特に日本でも有数のダイビングの聖地と呼ばれています。
絶好のダイビングスポットとされている場所が慶良間諸島内に実に100ヶ所以上も存在していて、潜っても潜っても潜り尽くせないとダイバーの嬉しい悲鳴が聞こえてくるほどです。
もちろん同じ潜水アクティビティであるシュノーケリングを楽しむにもぴったりで、こちらはライセンスも必要なく気軽に楽しめますよ。
壮大な大自然
3つ目の魅力は島内の大自然です。
亜熱帯気候に育まれた壮大な大自然は目を見張るほどの美しさを誇ります。
色鮮やかなハイビスカスは、訪れた人に華やかな南国旅情を感じさせてくれますし、ヤエヤマヤシ、リュウキュウマツなど、南国ならではの木々は異国のようなムードを醸してくれます。
眺望の良い崖や丘といった地形にも恵まれていて、諸島全体がまるで天然のアミューズメントパークのような環境です。
ただ散策するだけでも、そんな非日常な体験が旅人たちの心を沸き立たせてくれるでしょう。
ケラマブルーの魅力
慶良間諸島観光のメインコンテンツと言っても過言ではないケラマブルーの海について、もう少し掘り下げて見ましょう。
慶良間諸島の海にサンゴが豊富なのは上述の通りですが、サンゴという生き物は死んだり砕けたりすると石灰質の骨を後に残す性質を持っています。
この骨は歳月によって砕けて微細な砂へと変わり、石灰質から成る砂はコーラルサンドと呼ばれる真っ白なものになっています。
この白い砂が太陽の光をしっかりと照り返すことによって、上で触れた青い光の波長が生まれ、青い海が私たちの目に触れているというわけですね。
水の透明感とコーラルサンドが前提とあって、宝石にも似た青いきらめきは稀少かつ魅力的なもの。
多くの人々の心を強く惹きつけてやまないのです。
地元民おすすめの観光スポット
続いて、慶良間諸島の観光スポットを見てみましょう。
観光ガイド的な視点だけでなく、地元の方からの評判も加味した上でピックアップしてみました。
古座間味ビーチ
まずご紹介させていただく古座間味(ふるざまみ)ビーチは座間味島にあり、慶良間諸島の中でも屈指の知名度を誇るスポットです。
というのも、ミシュラングリーンガイドで2つ星の評価を受けたのはこのビーチ。
非常に美しい景観は国内外から絶賛を集めています。
おすすめポイント
古座間味ビーチは非常に美しいロングビーチです。
その長さは3kmにも達し、観光ハイシーズンの夏場に多くの観光客が詰め寄せても充分のびのびとしたロケーションを楽しむことができます。
もちろん浜辺に面した海はケラマブルーの青みをたっぷりと湛えていて、視界の端までずっと伸びた白砂の浜辺に沿うように、南国植物がたくさん生えています。
まるで楽園と形容したくなるほどの美しい景観には、驚かされること請け合いです。
もちろん海水浴に必須のシャワーやトイレ、売店なども揃っているため、最高のリゾートビーチだと言えるでしょう。
那覇空港・座間味港からの行き方
泊港から座間味港へは「フェリーざまみ」か高速船の「クイーンざまみ」いずれかに乗船して向かいます。
フェリーで120分、高速船で70分が島までの時間の目安です。
基本的な渡航費はフェリーが往復4,090円、高速船が往復6,080円となっています。
座間味港からは歩いておよそ20分の距離で、夏場に歩くには少し遠いため、タクシーや村営バスを利用するのがおすすめです。
北浜ビーチ(ニシバマビーチ)
2つ目は阿嘉島にある北浜(ニシバマ)ビーチ。
阿嘉島も座間味島と同じく有人島であり、ここもロケーションの美しさに大いに定評があります。
北と表記されていますが、読み方はニシであるため、少しややこしく感じるかもしれません。
これは沖縄特有の方角の表現で、東がアガリ、西がイリ、南がヘー、北がニシと呼ばれているため、こういった名称となっています。
ビーチの特徴
ここは上で挙げた古座間味ビーチと双璧をなす有名なビーチで、慶良間諸島の自然の美しさをたっぷりと体感することができます。
北浜ビーチは浜辺から近い浅瀬にもサンゴが群生しているので、慶良間諸島でも随一のシュノーケリングスポットです。
遠い海まで泳いでいかずとも、天然の水族館のような海中景観を楽しむことができ、初心者の方でも安全に楽しめるのが嬉しいところ。
上級者の方は海を泳いでいけばさらに豊かな海と出会うこともできますので、誰が訪れても深い満足を得ることができるでしょう。
那覇空港・阿嘉港からの行き方
阿嘉島は座間味島とすぐ近くにある島であり、同じ「フェリーざまみ」か「クイーンざまみ」に乗船して向かいます。
寄港の順はその時によって前後するため、所要時間の目安は同じ程度、料金も同じです。
阿嘉港から北浜ビーチまでは徒歩で20分。
徒歩以外の移動手段としてはレンタサイクルの人気が高く、7分ほどの道のりを漕いでいけば島の景観を楽しむこともできますよ。
ナガンヌ島
もう1つ、今度は無人島であるナガンヌ島をご紹介させていただきます。
細長いという意味のナガンヌという名前を持つこの島は、島全体が白く美しいコーラルサンドの浜辺になっているのが特徴です。
南国旅情を味わいたいのであれば、これ以上ないほど素晴らしい環境と出会うことができるでしょう。
おすすめポイント
ナガンヌ島は無人島ではありますが、それは定住している人がいないというだけ。
飲食店やパラソルの下で優雅にくつろげるスペースなど、万全の環境が整えられたリゾートスポットです。
宿泊施設もしっかりと整っていて、むしろ観光のための設備はしっかりと充実した部類だと言えるでしょう。
島全体が白砂のビーチといったロケーションですので、そのフォトジェニックさは言葉に言い表せないほど。
夏の余暇をリッチに過ごすにはぴったりのスポットですよ!
那覇空港・泊港からの行き方
泊港からナガンヌ島まではフェリーで20分ほどで、渡航費はシーズンにより変動します。
予約が必須なため、確実に予約をして訪れるようにしましょう。
水納島ってどんなところ
冒頭部でも少し触れた通り、沖縄本島から水納島まではたったの1kmほどの距離しかありません。
水納島の大きな特徴として挙げられるのは島の形状で、三日月型の島はクロワッサンアイランドという愛称で呼ばれることもあります。
0.5平方kmにも及ばない面積の小さな島ですが、多くの人々を魅了する美しい海と自然に恵まれていて、人気の高い離島の1つとなっています。
那覇空港・渡久地港からの行き方
水納島への渡航口である渡久地港の住所は、本部町の谷茶です。
ここは那覇市よりも北に位置していて、レンタカーかバスを使って北上していく必要があります。
一般道で1時間10分ほど、高速道で50分ほどが車での移動時間の目安です。
バスに乗る場合は「やんばる急行バス」に乗って「本部博物館前」で降車するのが最短のルートとなっていて、そこからの徒歩も10分ほどと近めになっています。
渡久地港から水納島までは高速船での移動で、料金は往復1,710円、所要時間は約15分で到着できるでしょう。
なお慶良間諸島と異なり、水納島への船は事前に予約しておくことができません。
当日券が先着順で売られているだけですので、早めに行って確実に抑えるか、渡航付きのアクティビティツアーの利用がおすすめです。
水納島が選ばれる理由
水納島は港が那覇から少し離れていること、チケットの予約ができないことなどに若干の難がありますが、それでいて常に高い人気を誇っています。
多くの人々が観光先として水納島を選ぶ理由が、上述のアクティビティツアーの充実です。
水納島の海を楽しむのにぴったりなアクティビティと、渡航がセットになっているものが多く組まれていて、集合地点が沖縄本島なものが多いため移動の手間が省けます。
午前、午後と好きな時間を選べるプランも多数用意されているため、どちらかを水納島観光に、残りを本島観光にと柔軟に立ち回れる点が、人気の一端を担っていると言えるでしょう。
水納島の魅力
水納島に多くの人が訪れる一番の理由は、やはり島そのものに魅力があることです。
人々を魅了する水納島の素晴らしさに、色々な角度から迫ってみましょう。
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
沖縄県の離島らしく、水納島の海と砂浜の美しさは折り紙付きの環境です。
サンゴの有無や深度によって、水納島の海はブルーとエメラルドグリーンを行き交います。
それと白い砂浜があいまって生み出されるコントラストは、さながら一流の画家がキャンバスに描き出した芸術のようです。
そんな海を楽しめるビーチが島内にいくつか点在していて、場所ごとに異なるロケーションが広がっています。
好みと目的に応じて訪れるビーチを選べるのも嬉しいポイントで、海水浴やマリンアクティビティを楽しみたい方にとっては、絶好の環境が整っている島だと言えるでしょう。
マリンアクティビティを楽しもう
いくつかある浜辺の中でも、特にメインビーチである水納ビーチはアクティビティのバリエーションが豊かです。
海の透明感を堪能できるシュノーケリングはもちろんのこと、ライセンスなしでも参加できる体験ダイビングやSUP、パラセーリングなど水納島で楽しめる種目はとにかく多彩。
上述のアクティビティツアーを使用してもいいですし、現地でツアーに参加するのもいいでしょう。
また、アクティビティ慣れしている方は現地で用具だけをレンタルして個人で楽しむこともできますので、自由度高く海をエンジョイすることができますよ。
石畳のきれいな道
さらに水納島は陸地にもユニークなポイントがあります。
水納港から島の集落へと向かう道すがら、ふと足元に目を落とすと白い石畳が目に留まります。
島の人々によって丁寧な整備が行われた石畳は常に綺麗な状態に保たれていて、島を訪れた人々の目を楽しませてくれるでしょう。
小さな島である水納島には大きな建物などはありませんが、石畳は景観上の1つのシンボルであると言えます。
青空にもよく映えて、フォトジェニックな写真を撮ることもできますので、SNS映えする1枚に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
地元民おすすめの観光スポット
水納島の概要について述べさせていただいたところで、今度は具体的な観光スポットに目を向けてみたいと思います。
水納島と言えばやはり海と浜辺。
それぞれ異なる魅力を持った、3つのビーチについてご紹介させていただきます。
水納ビーチ
水納島の観光について紹介する上で、一番に名前を挙げるべきはメインビーチである水納ビーチでしょう。
ここは水納港の桟橋からすぐ隣に広がっている立地が特徴的で、島の北側の沿岸沿いに延々と砂浜が伸びたロングビーチとなっています。
おすすめポイント
観光最盛期となる夏場、水納ビーチは常に賑やかな活気で満たされています。
水納島の海はもちろん青く美しく、長く広がった砂浜は白くきめ細やかで、素足でも歩けるのが特徴です。
気も晴れるような青天の下で、波の音を聞きながらビーチを散策すれば、どこまででも歩いて行けそうな感覚を味わえるでしょう。
また景観の良さだけでなく、海水浴やマリンアクティビティを楽しめるレジャー用ビーチとしての環境も、大いに整っているのが水納ビーチの優れている点です。
海水を洗い流せるシャワーや着替え用のロッカー、必須のトイレやさまざまな買い物ができる売店が揃っていて、利便性という観点でも利用しやすいビーチです。
監視員、クラゲ防止ネットといった安全面の設備もしっかり備わっていますので、安心して思う存分海遊びに没頭することができますよ。
水納港からの行き方
水納ビーチは水納港のすぐ隣ですので、到着から浜辺までは1分と時間を要しません。
すぐに遊べて帰りも楽という点も、水納ビーチの魅力の1つだと言えますね。
灯台下のビーチ
次にご紹介する場所は灯台下のビーチですが、これは正式な名称ではありません。
土地としては水納ビーチから地続きの砂浜であり、東方向に600mほど進んだ場所を指しています。
同じビーチでありながらわざわざ区分して呼ばれているのは、ビーチとしての特徴に異なる部分があるためです。
おすすめポイント
灯台下のビーチの特徴を端的に言い表すとすれば、穴場ビーチという言葉がぴったりです。
水納ビーチは人の活気に満ちた観光ビーチであり、船を降りてすぐという立地条件の良さから、時期によってはかなりの混み合いを見せることがあります。
反面、こちらのビーチは同じ砂浜でありながら距離が少し離れているため、のどかな雰囲気に包まれています。
観光客で密集することもなく、静かなムードの中でのびのびと海水浴などを楽しむことができるでしょう。
ただし、メインの観光エリアからは離れているため、シャワーや売店といった各種設備はこちらのエリアにはありません。
監視員は不在、遊泳区域も定められていないとあって、泳ぐ際には自分たちでしっかり危機管理をすることが求められる点には注意しましょう。
しっかりと安全に気を配りさえすれば、水納島灯台が見えるロケーションも美しく、南国旅情を味わうのに最適なビーチとなっています。
水納港からの行き方
水納港周辺から灯台下のビーチへは、砂浜を600mほど東へ直進すれば到着します。
もしくは一度集落の方へと移動し、東方面に伸びている道を灯台を目指して進んでいく道があります。
どちらもそう遠くはありませんので、お好きな道で行かれると良いでしょう。
カモメ岩のビーチ
もう1つご紹介させていただきたいスポットは、島内南部にあるカモメ岩のビーチです。
ここは、海水浴や散策といった一般的な海遊び向けのビーチではないのですが、シュノーケリングスポットとして非常に高い評価を得ているのが特徴となっています。
おすすめポイント
カモメ岩のビーチはそれほど広くなく、足元の砂も若干ザラザラと硬めの質感です。
素足で歩くのには適しておらず、景観としても海にカモメが巣を作る大きな岩があるのがユニークな程度で、それほど特筆すべき要素はありません。
しかしひとたびシュノーケリングで海へと潜ってしまえばロケーションは一変します。
海底はアップダウンに富んでいて岩も多く、沖合いの方へ進んでいくとサンゴにも出会えるでしょう。
そんな海中環境は多くの熱帯魚たちにとって非常に住みよいもので、まるで天然の水族館かのような景観が広がっています。
魚たちも良い意味で人馴れしすぎておらず、素のままの生態を目にすることができますよ。
沖縄の海の中の醍醐味をフルに体感できるビーチとなっています!
水納港からの行き方
カモメ岩のビーチへと行くには一度集落まで向かい、そこから南側へ向かう道を辿っていく必要があります。
島の北にある港とは逆側になりますが、そうは言っても距離にして1km足らず。
それほどの遠さを感じることもなく到着できるでしょう。
水納島で楽しめるアクティビティ
それぞれ個性の異なる3ヶ所のビーチをご紹介させていただいた次は、ぜひビーチで楽しんでいただきたいアクティビティを取り上げてみたいと思います。
アクティビティの盛んな水納島ならではの選択肢の多彩さには、迷わされること間違いなしですよ!
シュノーケリング
まず初めに取り上げるのは、沖縄旅行における定番アクティビティであるシュノーケリングです。
シュノーケル、足ヒレ(フィン)、ウェットスーツもしくはラッシュガードといった軽装だけで潜ることができ、水納島の海の美しさを気軽にたっぷり味わえます。
おすすめポイント
シュノーケリングの人気の秘訣は、圧倒的な親しみやすさにあると言えます。
ライセンスはもちろん必要なく、沖まで出ずに浅瀬で楽しむのであれば、泳げる必要さえありません。
最低限必要なのは水を怖がらない心なので、幼いお子様やご高齢の方でも参加することが可能です。
それでいて、水納島の美しい海に潜れば非日常な時間を体験できること間違いなし。
水着さえ持参していれば用具一式はレンタルできますし、ツアーが盛んに行われているので好みに合わせたものを選ぶことができます。
水納島では、上でご紹介させていただいたビーチそれぞれで異なるロケーションを楽しめますので、訪れた際はぜひ体験してみてください!
ダイビング
シュノーケリングに次いでご紹介させていただくアクティビティは、同じく海に潜るのが特徴のダイビングです。
こちらは、酸素タンクや重々しい装備をいくつも身に着けて深い海へ潜っていくというものであり、本格的なダイビングを楽しむためにはライセンスが求められます。
おすすめポイント
ライセンスが必要と聞くと、経験のない方は自分とは無縁なアクティビティだと思われるかもしれません。
しかしライセンスが必要だというのはあくまで本格的なダイビングの話。
ダイビングに適した好環境が整っている水納島では、少しでも多くの方にその海の深部の魅力を味わってもらえるように、体験ダイビングが盛んに行われています。
体験ダイビングはインストラクター同伴で海へと潜っていくというもので、こちらは資格などが求められず、とてもカジュアルに楽しむことが可能なのです。
もちろん安全面にもしっかりと配慮がされつつ、ダイビングの醍醐味は十二分に味わうことができます。
透明度が高い海の深みへと潜り、その美しさを存分に堪能しましょう!
SUP
SUPことスタンドアップパドルボードは、沖縄で楽しめるアクティビティの中でも特に近年人気の高まりを見せているアクティビティです。
その理由として挙げられるのが写真映えの良さ。
アクティビティ中の姿がとてもフォトジェニックであることが評判を呼び、InstagramなどのSNS映えを意識したい若年層からの人気が高まっているのです。
おすすめポイント
SUPは比較的歴史の長いアクティビティですが、ご存知でない方も多いのではないかと思います。
簡単に内容をご紹介させていただくと、サーフボードかSUP専用ボードを海に浮かべて上に立ち、バランスを取りながらパドルで海を漕いでいくというものです。
サーフボードと聞くと、サーフィンのような難易度をイメージされる方も多いのですが、SUPは子供やご高齢の方でも楽しめる簡単さが魅力の1つ。
使われるボードが大型なため安定性が高く、少し練習すれば誰でもすぐにバランスを取れるようになるのです。
波を感じながら海上を漂うのはとても楽しい体験ですし、海の上にボード1枚で立つ姿はとても格好よく、最高の記念写真を残せること間違いなしですよ!
パラセーリング
海中や海上でのアクティビティにはさまざまな種類がありますが、海よりも上、空を楽しむにはパラセーリングが一番です。
ハイスピードで走る水上バイクに牽引されることで、空へ浮かび上がることができるのがアクティビティの内容となっています。
おすすめポイント
パラセーリングの嬉しい点は、アクティビティ中に個人の技量がまったく必要ないというところ。
マリンアクティビティは誰でも楽しめるものが多いですが、それでも泳げるか泳げないかで楽しみ方の幅に差が出ることがあります。
しかしパラセーリングは、座ったまま牽引されて空に舞い上がる内容なので、誰でも等しく楽しむことができるのです。
地上40~50mの高い空に舞い上がり、その高さから見下ろせば水納島の三日月型の地形も一目瞭然。
クロワッサンアイランドと呼ばれるユニークな形状を目にすることができ、水納島観光ならではのロケーションをたっぷりと楽しめるでしょう。
カヌー・カヤック
最後にご紹介させていただくアクティビティはカヌーとカヤックです。
1人か2人で乗れる小船に乗って海を漕いでいくアクティビティであり、これはご存知の方も多いのではないでしょうか。
とても穏やかな時間を過ごすことができ、水納島観光にピッタリとなっています。
おすすめポイント
競技カヌーやカヤックとは異なり、アクティビティで乗るこれらの船は、マイペースにゆったりと漕ぐことができます。
安定性も推進力も高いため操船は簡単ですし、ライフジャケットを着用するため安全面の心配もありません。
潮風を受けながら海のロケーションを存分に楽しんでもいいですし、適当な場所まで進んだら、漕がずに身を横たえてみるのもいいでしょう。
波を受けながら静かに揺れる船に乗っていると、まるでハンモックやゆりかごに乗っているかのような錯覚を覚えてしまうほどの心地よさです。
2人乗りが可能な点も嬉しく、カップルや親子など、どんな組み合わせで乗っても素敵な景色を共有でき、絆を深める手伝いをしてくれます。
大人が1人乗っていれば、同乗者には年齢制限もありませんので、幼いお子様と一緒に乗って海を体験させてあげるのにもおすすめですよ。
水納島で人気のツアー3選
ここからは、水納島の人気ツアーを3つピックアップしてお伝えします。
上でもご紹介した通り、渡航を含めて上手にツアーを利用するのが水納島観光のコツです。
ぜひ参考にしてみてください。
水納島でシュノーケリング!<ボートエントリー>(No.604)
色とりどりのサンゴやお魚に出会える、大人気ボートエントリーのシュノーケリングプラン!
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、ちょっとしたクルージング感覚を味わいながら、気軽にシュノーケリングをすることができます。
水納島で体験ダイビング!<ボートエントリー>(No.605)
インストラクターのサポートのもと、感動の世界へ飛び込みましょう!
透き通る海、きれいなサンゴ、鮮やかな魚たちがあなたをお迎えします。
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、重い機材を背負って歩くこともなく気軽にダイビングができます。
【夏季限定】水納島海水浴フリープラン(パラソル付き)(No.613)
水納島海水浴に選べる種類から組み合わせて自分達だけのオリジナルプランを作っちゃいましょう!
もちろん海水浴のみのお申込みもOK!お客様の旅行御予定に合わせたプラン作成が可能です。
まとめ
慶良間諸島と水納島、沖縄本島の付近にある離島についてご紹介させていただきました。
沖縄本島から近く、日帰り観光が可能だという点においてはどちらも共通していますが、島のロケーションは慶良間諸島の島々、水納島ともに大きく異なっています。
それぞれ素敵な魅力を誇る離島へ、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!