
夏到来!水納島の7月
目次
水納島ってどんなところ
沖縄本島北部の本部半島の沖合約7キロに浮かぶ離島、水納島を知っていますか?
サンゴ礁に浮かぶその島は上空から見ると、クロワッサンのように見えることから「クロワッサンアイランド」と呼ばれています。
また、水納島という名前の由来は水資源に乏しく水のない島であったことから、水納島と言われるようになったそうです。
かつては無人島でしたが、今では40人ほどの住人がいます。
島にはホテルやお店などもあるため、宿泊することも可能です。
那覇空港・渡久地港からの行き方
水納島へ渡る渡久地港は美ら海水族館の近くにあります。
那覇空港から美ら海水族館まではレンタカーで約2時間です。
そのため、渡久地港までも2時間ぐらいだと思っていいでしょう。
運転に自信のない方は路線バスがおすすめです。
那覇空港から「やんばる急行」という路線バスが出ており、一般のバスと同じようにバス乗り場に並べば問題ありません。
「本部博物館前」で降車し、そこから徒歩700メートルです。
渡久地港から水納島へはたったの15分!
7月は混雑が予想されるシーズンなので、早目に到着することをおすすめします。
水納島が選ばれる理由
沖縄本島の周辺には約160もの離島があります。
美ら海水族館と合わせて行けるぐらい本島から近い水納島は、多くの離島ランキングで必ず紹介される島の一つです。
そんなたくさんの人が注目する水納島は、どのような魅力があるのでしょうか。
水納島の魅力
水納島は本部半島から約7キロ、周囲は4キロほどの小さな島です。
島の一番の魅力は何と言っても海の美しさ。
島に近づくにつれて海の色が徐々に変わり、エメラルドグリーンのビーチがどんどん近づいてくる様子に歓声があがるほどです。
海で楽しめるアクティビティはもちろん、集落を散策すれば趣のある風景にも出会えます。
自然のままのビーチにたどり着いたり、昔ながらの内海の景色に懐かしさを感じたり、小さい島ながらも楽しめるスポットがたくさんあります。
そんな島の魅力について、もう少し詳しくご紹介しましょう。
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
水納島といえば、沖縄近郊の離島の中では抜群の透明度を誇る海が魅力です。
島の周囲はサンゴ礁に囲まれているので浅瀬が続き、島の東側はほぼビーチになっています。
桟橋の隣のメインビーチから西側のビーチ、東側のサンゴが砕けた砂浜までそれぞれの良さがあります。
手付かずの場所もあるので、ちょっとした探検気分も味わえます。
メインビーチの白くて質の良い砂浜は、お子様が裸足で遊んでも問題ありません。
場所によって魚の生態が違うのも面白いですし、時間が許すならビーチ巡りをすると面白いかもしれません。
マリンアクティビティを楽しもう
水納島は到着後すぐに海を楽しめるので、本島のビーチより便利だという声も聞きます。
また、海を目当てに来る人が多いので、マリンアクティビティのメッカになっています。
ダイビングやシュノーケリング、友達や家族で楽しめるマリンスポーツ、水納島を上から眺めることのできるパラセーリングなど、選択肢は幅広いです。
何をしようか選ぶのもわくわくしますね。


石畳のきれいな道
この島は海を目的に来る人が多いですが、集落を散策するのもまた楽しいです。
集落内の道には白い石畳が敷かれていて、まっすぐ延びる石畳の道とその先に続く海とのコントラストは、思わず写真を撮りたくなる風景です。
どこか懐かしい、この島ならではの景色も堪能してくださいね。
また、オンシーズンには両脇にお店が並ぶのも楽しいです。
集落から外れた道は整備されていない草むらなどもあります。
散策の際はマリンシューズなどのしっかりした靴を履きましょう。
水納島の7月とは
夏本番の7月、海水温も年間で一番高い季節です。
観光客でにぎわうハイシーズンになるので、この時期は乗船券が買えるかどうか心配な人もいることでしょう。
乗船券は予約不可で、前売り券もありません。
乗船券の料金が含まれたツアーもあるので、事前に検討されるといいかもしれません。
水納島の7月の気候
平均気温は28~32℃、真夏日の続く非常に暑い季節ですね。
熱中症対策や紫外線対策が非常に大事な時期になります。
また、7月の中旬を過ぎると台風シーズンに入ります。
天気が不安定な日が増えるので、前半の方が天候に左右されず楽しめる日が多いです。
7月の水納島の服装と持ち物
真夏の水納島での服装や、持ち物の注意点などをお伝えします。
7月に適した服装
基本は日本の一般的な夏の格好で過ごすことができます。
日差しが非常に強く、遮る物が何もないビーチでは、UVカット効果のある羽織りものがあると安心です。
日焼け防止のスパッツなども役に立つでしょう。
また、ビーチの砂は非常に熱くなるので、マリンシューズやビーチサンダルなども必須です。
岩場や粗い砂の上を歩く時にも役立つでしょう。
7月の持ち物
一番大事な持ち物は紫外線対策グッズです。
日焼け止め、つばの広い帽子、サングラスは必須です。
また、パラソルの下にいてもばっちり日焼けをしてしまうため、大きめのビーチタオルも日差し除けとして役に立つでしょう。
島を散策する予定なら、日傘があると便利かもしれません。
また、整備されていない道を通る際は虫よけスプレーがあると安心ですね。
7月の水納島の楽しみ方・注意点
7月の水納島ではどんな楽しみ方があるのでしょうか。
また、7月だからこその注意点もお伝えします。
楽しみ方
7月の水納島の楽しみ方、それは「思いっきり海を満喫する!」に限ります。
目の前は見渡す限りの海、青い空、どこまでも続く白い砂浜!
海水も温かいので、長時間の海水浴でも体が冷えずに楽しめます。
マリンスポーツでたくさんはしゃいでくださいね。
注意点
炎天下の砂浜では、パラソルなしでは過ごせません。
パラソルの下にいても紫外線対策はしっかりしてくださいね。
また、海に入っていると喉が渇いていることに気付きにくいです。
こまめな水分補給を忘れずに。
7月の水納島で楽しめるアクティビティ
水納島で楽しめる7月のアクティビティをご紹介します。
シュノーケリング
「本格的なアクティビティが苦手かも…」という方は、まずシュノーケリングから挑戦してみましょう。
シュノーケリングはマスク、シュノーケル、フィンを装着して遊泳するアクティビティです。
ライフジャケットを着れば絶対に沈まないので、泳げなくても心配いりません。
フィンの勢いでスイスイと進むことができます。
泳げない人でも海の中はとても気持ちがいいと感じられるので最高ですよ。

楽しみ方・魅力
水納島でのシュノーケリングはメインのビーチでもできますが、少し岩場の方へ行くと多くの魚に出会えます。
ボートで行くシュノーケリングツアーに参加すれば沖合のスポットまで連れて行ってもえるので、より多くの魚を見られるでしょう。
小さなお子様でも、シュノーケリングを体験することが可能です。
呼吸が難しいと思うかもしれませんが、お魚に夢中になると自然と呼吸を覚えるお子様がたくさんいます。


ダイビング
海の世界を深く体験するならダイビングではないでしょうか。
水納島の周辺にはダイビングスポットがたくさんあります。
初めての方は体験ダイビングツアーに参加しましょう。
インストラクターと一緒に潜るので、自信がない人でも無理せず海の世界を楽しむことができます。

楽しみ方・魅力
水納島では、サンゴ礁の群生をどのスポットでも見ることができます。
種類が多くとてもカラフルで、沖縄本島近郊の離島では一番綺麗だと言われています。
また、クマノミなどの熱帯魚のすみかになっているため、サンゴの近くを泳いでいると熱帯魚が寄ってきます。
浅いところは流れが穏やかなので初心者でも安心して潜れるでしょう。
水深10メートルほどになると、チンアナゴにも出会えるそうです。
水深5メートルから25メートルまでスポットがいくつもあり、初めての体験ダイビングからベテランのファンダイビングまで経験に合わせて楽しめます。


カヌー・カヤック
カヤックやカヌーは、かつては水上を移動するための道具でしたが、今では海のレジャーとして親しまれています。
シーカヤックは波を切りやすい形になっているので、パドルを軽く漕ぐだけで海の上をすいすい進むことがでます。
また、安定しているので多少の流れや波があっても問題ありません。

楽しみ方・魅力
今話題のシーカヤックは、海の中が丸見えのオールクリアなカヤックです。
キラキラの海に浮かぶ透明なカヤックに乗れば、海と一体になった気分を味わえそうですね。
水納島の透明度の高い海ならではのアクティビティではないでしょうか。
また、経験者や体力に自信のある人には島渡りをするチャレンジツアーもあります。
沿岸で漕ぐのが物足りなくなった人は、大海原で島を目指して思う存分漕いでみるのもいいでしょう。
SUP
SUPとは大きめのサーフボードの上に立ってパドルを漕ぐアクティビティです。
最初は座りながら漕いで、慣れるとボードに立ってパドルを漕げるようになります。
浮力が安定しているので寝転んだりヨガをしたりと自由な格好をしてみてください。
ボードの上では常にバランスをとるので、インナーマッスルも自然と鍛えることができるようです。
SUPは特別な技術や体力が不要なので、世界中で人気が高まっています。

楽しみ方・魅力
サンゴ礁の上をSUPで移動できるのは水納島ならではです。
透明度が抜群なので、海底に広がる色とりどりのサンゴ礁がはっきり見えます。
まるで海上散歩のようですね。
水平線へ沈む夕日を見るSUPツアーもおすすめで、日中とは一変する海の様子もとても素敵です。
グラスボート
炎天下でのマリンアクティビティが苦手な方もいるでしょう。
そんな方でも安心して体験できるのがグラスボートです。
年齢も天候も季節も関係なく楽しめ、何と言っても濡れなくてすむのがいいですね。
お孫さんとおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に安心して参加できるのもグラスボードのいいところです。
楽しみ方・魅力
船底や壁面がガラス張りになっていて、海の中の様子を見ることができます。
小さなお子様は初めて見るカラフルな魚たちにくぎ付けになることでしょう。
また、海の中にいるジンベエザメをグラスボートで上から見るツアーもあります。
運が良ければウミガメに出会えるかもしれません。
水納島のおすすめ観光スポット
次は水納島の観光スポットをご紹介します。
水納ビーチ
水納島のメインビーチで、地元の人もここが一番きれいだと言うお墨付きです。
本土では見られないほどの透明度で、沖縄北部の中ではトップクラスです。
おすすめポイント
ビーチからは海の向こうに伊江島や本部半島が見えます。
本島からほんの少しの距離だというのがわかるでしょう。
それほど近いですが、海の透明度はぐっと上がります。
砂浜は細かい白い砂、子供でも裸足で歩き回れます。
海水浴はもちろん、マリンスポーツも存分に楽しめるビーチです。
レンタルショップやシャワー・トイレなどの施設も充実しています。
水納港からの行き方
水納港のすぐそばにあります。
そのため、着いたらすぐ海水浴ができます。
灯台下のビーチ
灯台があり、島人の釣り場になっているビーチです。
にぎやかな水納ビーチに比べると何もないビーチですが、のんびりとシュノーケリングが楽しめるスポットでもあります。
おすすめポイント
プライベート感満載のビーチで、とても広々としています。
自然を感じながらのんびりしたい人にはおすすめの場所です。
砂はサンゴが砕けた粗い砂なので、マリンシューズなどで行くといいでしょう。
トイレなどの施設は何もない、ありのままの自然なビーチです。
水納港からの行き方
船着き場から東へ約600メートル。
その名の通り灯台の近くにありますが、近くまで行かないと灯台は見えません。
カモメ岩のビーチ
カモメ岩のビーチは島の東南の先端の方にあり、野鳥が巣作りする岩が300メートルほど沖合にあるビーチです。
施設などは何もないですが、見た目がパイナップルに似ているアダンの木陰で休むことができます。
おすすめポイント
ここは人がほとんど来ないので、穴場のスポットです。
たどり着くにはちょっとした冒険気分が味わえるでしょう。
岩場が多いところなのでマリンシューズが必要です。
カモメ岩まで泳いでシュノーケリングを楽しむこともできます。
この周辺にいる魚は餌付けされていないので、本来の魚の姿を見ることができるようです。
監視人やライフセーバーはいないので、潮の流れがある日などは気を付けてくださいね。
水納港からの行き方
船着き場から800メートルほどの距離で、船着き場からゆっくり歩いて15分ほどです。
干潮時には渡っていくこともできます。
途中に草むらがあるので、虫よけスプレーを持参して、しっかりした靴で行くのをおすすめします。
島ならではの風景も楽しみながら行ってくださいね。
おすすめのツアー
水納島でおすすめのツアーを3つご紹介します。
水納島でシュノーケリング!<ボートエントリー>(No.604)
色とりどりのサンゴやお魚に出会える、大人気ボートエントリーのシュノーケリングプラン!
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、ちょっとしたクルージング感覚を味わいながら、気軽にシュノーケリングをすることができます。
水納島で体験ダイビング!<ボートエントリー>(No.605)
インストラクターのサポートのもと、感動の世界へ飛び込みましょう!
透き通る海、きれいなサンゴ、鮮やかな魚たちがあなたをお迎えします。
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、重い機材を背負って歩くこともなく気軽にダイビングができます。
【夏季限定】水納島海水浴フリープラン(パラソル付き)(No.613)
水納島海水浴に選べる種類から組み合わせて自分達だけのオリジナルプランを作っちゃいましょう!
もちろん海水浴のみのお申込みもOK!お客様の旅行御予定に合わせたプラン作成が可能です。

まとめ
7月の水納島について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
水納島は小さな島ですが、魅力がいっぱいの島であることが伝われば幸いです。
沖縄北部随一の透明度を誇る水納島で、あなただけの夏の思い出を作ってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。