伊江島ってどんなところ?水納島から行ける?水納島と伊江島を徹底比較
目次
伊江島と水納島の魅力や観光スポットをご紹介
青い海、白い砂浜、悠遠な歴史に育まれてきた文化と豊かな自然環境。
国内でありながら海外を訪れたかのような旅情を味わえる沖縄県は、国内旅行の定番スポットとして長い間君臨し続けています。
そんな沖縄の随一の観光スポットと言えば那覇市を擁する沖縄本島ですが、並び立つスポットとして外しては語れないのが、広い海域に点在する離島の数々です。
リゾート地として人気の石垣島や宮古島、自然環境の豊かさで知られる西表島などが特に有名ですが、その他にも沖縄県は多彩な離島に事欠きません。
今回はその中から、伊江島と水納島という2つの島に絞ってご紹介させていただこうと思います。
伊江島と水納島の距離
伊江島と水納島は、いずれも沖縄本島の付近に位置している島です。
伊江島があるのは沖縄本島から北へ9kmの地点であり、一方の水納島は沖縄本島から西へ1km。
2島間の距離は8.4kmとなっていて、かなりの近い場所にある島であると言えるでしょう。
水納島から伊江島へのアクセス
同じ県内とはいえ沖縄県は広く、離島から離島への移動はしにくいことが多いです。
しかし水納島と伊江島は島同士の距離が近いだけあって、離島ながら島の間の行き来は比較的容易になっています。
水納島から沖縄本島へは高速船に乗って移動でき、船が到着するのは本部町にある渡久地港です。
伊江島への玄関口となるのは本部港という別の港なのですが、同じ町内にありますので移動に時間はかかりません。
レンタカーであればほんの数分の距離ですし、バス利用の場合も「渡久地」から「本部港」への移動で7分ほどなので、遠さは感じないでしょう。
そして本部港からのフェリーに乗れば、伊江島へと到着することができます。
伊江島ってどんなところ
それでは、まず伊江島からその特徴を見ていきましょう。
伊江島は面積が約23平方kmで、人口は4,000人ほど。
沖縄本島の周辺に浮かんでいる離島群の中では、最大規模のコミュニティを誇っている島です。
渡航する船はフェリーですので、レンタカーごと渡ることも可能であり、見所の多さと併せて非常に観光に適したスポットとなっています。
那覇空港からの行き方
那覇空港から本部港までは、レンタカーでおよそ1時間20分強です。
レンタカーのナビに本部港の名称を入力して、ルート検索をするのが間違いがなくおすすめです。
バス利用の場合はやんばる急行バスがわかりやすく、「本部港」バス停で降りれば港は目の前となっています。
本部港から伊江島までは往復料金で1,390円で、30分ほどフェリーに揺られることで到着できるでしょう。
伊江島の魅力
伊江島は沖縄県の離島らしく、美しい海に囲まれて亜熱帯特有の南国らしさに満ちている島です。
しかしそれは、沖縄県におけるほとんどの離島に共通の特徴に過ぎません。
以下の項目で、伊江島ならではの魅力に迫っていきたいと思います。
大自然のパワーを感じよう
伊江島は、離島としてはかなり広めの面積を有しているだけあり、その島内は亜熱帯気候の恩恵を受けた豊かな自然で覆われています。
さらに伊江島は島としての地形が平たいのが特徴で、島内のさまざまな場所で遮蔽物の少ない広々としたロケーションに出会うことが可能です。
伊江島の誇る優れた自然と相まって、見晴らしのよい光景は鮮明に訪れた人々の心に残ること間違いなしです。
起伏の少ない地形は、レンタカーでのドライブだけでなく徒歩での散策やサイクリングにも適していて、レンタサイクルで島の自然を堪能する旅行客も少なくありません。
ユリやハイビスカスなどの美しい花
島内を巡っていると、あちこちに美しい花々や草木を目にすることができるでしょう。
ユリのような、本土でも馴染み深い花が咲き誇っていたかと思えば、南国風情を感じさせてくれるハイビスカスが咲き乱れていたりと、色とりどりの花々は人々を飽きさせません。
普段の生活では植物にそれほど興味がないという方でも、さんさんと降り注ぐ南国の日差しの中で見た植物たちには、きっと心を解きほぐされること請け合いです。
エメラルドグリーンの海
そしてもちろん、多くの方が沖縄観光に期待する海の美しさも特筆に値するレベルです。
エメラルドグリーン、比喩ではなく本当に宝石のエメラルドのような色合いをした海は、日光を反射してきらめき、人々の心を深く惹きつけてやみません。
そんな海を楽しむのに最適な伊江島のビーチについて、以下の項目で詳しくご紹介させていただきます。
地元民おすすめの観光スポット
では、伊江島観光のおすすめスポットを順にチェックしていきましょう。
いずれも観光視点だけでなく、地元住民の方々からも高評価を得ている場所ばかりをピックアップさせていただきました。
阿良御嶽
まずご紹介させていただく阿良御嶽(あらうたき)は、伊江島屈指のパワースポットです。
御嶽とは琉球神道における聖地のようなもので、長らく現地での信仰を集めてきたこの場所は、観光地色の強いパワースポットとは一線を画した神秘性を帯びています。
おすすめポイント
この御嶽に祀られているのは「タツナガシ」と「サラメキナガシ」という二柱の神々です。
いずれも船の見送りと航海の安全祈願にまつわる神であり、海と共に生きてきた伊江島の歴史と文化を感じさせてくれます。
阿良御嶽は阿良浜という浜辺の前に位置していて、ここは1947年まで港代わりに利用されていた場所でした。
そのため、島の人々は旅立つ人々の航海の安全をこの場所で祈願していたと言われています。
信仰の由来を理解して拝めば趣深さが増すのはもちろんですが、それを抜きにしても、石積みのアーチが屹立した阿良御嶽の外観は印象的です。
あまり細かな歴史に興味がない方でも必見のスポットですよ。
伊江港からのアクセス
阿良御嶽までは港から車で約5分と、非常に近距離です。
レンタカーのナビを利用すれば簡単に辿り着けるほか、レンタサイクルでも15分ほどと、訪れやすいスポットとなっています。
城山(伊江島タッチュー)
阿良御嶽からも見えている城山は、現地では伊江島タッチューと呼ばれることが多い緑豊かな岩山です。
タッチューとは尖ったものという意味で、その名に相応しくゴツゴツと岩が切り立った荒々しい景観が魅力的です。
おすすめポイント
伊江島タッチューの高さは172m。
高さだけを聞けばそれほど巨大な山というほどには感じられないかもしれませんが、実際に目にすると、圧倒されるような迫力を湛えているのがこの山です。
沖縄県内においてはとても知名度の高い山で、県内でも有数の名峰として多くの人々に愛されています。
遠目に見れば、そのゴツゴツしたフォルムは岩の塊のように見えてしまいますが、整備された階段があるため、歩いて登ることも可能です。
15分ほどで到達できる頂上からの景観は絶景で、登れば伊江島を一望することができるでしょう。
伊江港からのアクセス
伊江港からは伊江島タッチューに向かう場合、車では10分程度です。
徒歩で向かうことも可能な距離で、おおよそ30分の道のりとなっています。
ニャティヤ洞
3つ目にご紹介させていただくニュティヤ洞も、伊江島において聖地とされているスポットです。
海沿いにある岩の裂け目にひっそりと佇んでいる場所であり、有名観光地というよりは地元の方々から信仰を集めている地としての色が強いかもしれません。
おすすめポイント
ニュティヤ洞の入り口にあたる場所には岩の裂け目から陽光が降り注ぎ、南国の太陽によって生み出されるくっきりとした陰影は、静謐なムードを高めてくれます。
ニュティヤ洞の中にはビジル石と呼ばれる石が安置されており、これを女性が持ち上げれば子宝祈願に強力なご利益があるとされています。
口コミで県外にまで評判は広がっていて、不妊に悩む夫婦などがここを訪れて祈願をしていく隠れた名所。
もちろん子宝とは関係なしに訪れるのにもおすすめで、不思議なムードを湛えた洞窟の景観は心を安らかにしてくれますよ。
伊江港からのアクセス
港からニュティヤ洞までは車で10分かからないくらいの距離であり、レンタカーがあればアクセスは容易です。
自転車でも20分あれば到達できますので、サイクリングの目的地の1つにいかがでしょうか。
リリーフィールド公園
伊江島の名物の1つとして挙げられるのが、こちらのリリーフィールド公園に咲いているたくさんのユリの花です。
園内には、村を代表する花であるテッポウユリをはじめ、多種多様なユリが世界中から集められて植えられている様子を目にすることができます。
おすすめポイント
伊江島リリーフィールド公園は、伊江島の中でも屈指のレジャースポットです。
島の北側の海岸沿いに面して86,000平方mもの面積を誇る公園で、美しい海を臨みながらピクニックなど、アウトドアレジャーを楽しめるのが大きな魅力です。
ユリの最盛期となる4月下旬頃には伊江島ユリ祭りが開催され、100万輪ものテッポウユリが公園一帯に白を敷き詰めたロケーションを見せてくれます。
公園内には展望台や、ユリ以外の植物を見られるスポットもあります。
気候の良い時期に伊江島を訪れた際は、ぜひ足を運んでみていただきたい好スポットです。
伊江港からのアクセス
伊江港からリリーフィールド公園に向かうには、北方面への道を車で10分ほど走ります。
もちろん自転車で向かうにも良い距離ですし、時間に余裕のある方は30分程度歩けば到着できますよ。
伊江ビーチ
最後にご紹介させていただくのは、離島観光には欠かせないビーチである伊江ビーチです。
島の名前を冠した伊江ビーチはロケーションに優れ、毎年多くの人々が足を運ぶ素晴らしい観光ビーチとなっています。
おすすめポイント
伊江ビーチは島の南東に位置していて、白く美しい砂浜はエメラルドグリーンの広々とした海に面しています。
浜辺には南国らしい木々が生えていて、夏も木陰で涼めるのが嬉しいところ。
海の先には瀬底島や水納島を臨むことができ、その眺望は言葉に言い表せないほどの美しさです。
またシャワー、トイレ、売店や海水浴シーズンの監視員の常駐、クラゲ防止ネットなど、海遊びにあってほしい各種設備はしっかりと揃っています。
レジャー用品の貸し出しもありますので、水着さえ持参すれば気軽に海でのレジャーを楽しむことができますよ。
アクティビティも盛んに開催されていますので、ぜひ伊江ビーチで離島の海を満喫してください!
伊江港からのアクセス
伊江港から伊江ビーチまでは、車で10分ほどと訪れやすい距離感です。
いずれのスポットにも言えることですが、レンタサイクル、徒歩ともに十分移動圏内ですので、お好みの経路で向かわれると良いでしょう。
水納島ってどんなところ
伊江島について一通りご紹介させていただいたところで、次は水納島の情報を見ていきましょう。
水納島の位置は、沖縄本島から西に1kmほどの距離しか離れていません。
面積は1平方km未満、人口は50人に満たない程度と、伊江島に比べて規模の小さな島ですが、こちらの島も高い観光人気を誇っています。
小さい島ながら、海や島内ロケーションの美しさは他のさまざまな離島に引けを取りません。
那覇空港・渡久地港からの行き方
那覇空港から渡久地港への主な移動手段はレンタカーかバスになります。
レンタカーであれば一般道で1時間強、高速利用なら1時間弱の道のりです。
渡久地港には無料の駐車場があり、そこを利用すれば渡航中の駐車料金の心配はありません。
バスであれば「やんばる急行バス」を利用し、「本部博物館前」で下車しましょう。
所要時間はおよそ2時間で、バス停からは徒歩で10分ほどの距離となっています。
路線バスや高速バスの利用も可能ですが、こちらは「名護バスターミナル」で乗り換えて「谷茶」へ向かう必要があり若干複雑です。
しかも3、4時間を要する長旅になってしまうため、基本的には上の2つの移動手段を用いるのが良いでしょう。
渡久地港から水納島までは高速船に乗り、往復料金は1,710円で、渡航の所要時間は15分が目安となっています。
注意点として、水納島行きの船は予約ができません。
当日チケットの先着順ですので、早めにチケットを抑えるよう心掛けておきましょう。
もしくは渡航までを手配してくれるアクティビティツアーなどを利用されるのがおすすめです。
水納島が選ばれる理由
さて、数ある離島の中から水納島を観光先として選ぶ人が多くいるのには、一体どのような理由があるのでしょうか。
観光スポット、アクティビティなど、さまざまな視点から、水納島の人気の理由に迫っていきましょう。
水納島の魅力
水納島のユニークな点として挙げられるのが、クロワッサンアイランドという愛称の由来にもなっている、三日月型の島の形状です。
可愛らしい形というだけでなく、弧を描いたその陸地は景観にも大きく寄与しています。
というのも、水納島の玄関口となる水納港は北側、湾曲して弧を描く三日月型の外側に位置していて、その北側に沿って延々とロングビーチが広がっているのが水納島の地形の特徴だからです。
そのおかげで、船で水納島を訪れると、島に着く前から美しく白いビーチを目にすることができるのです。
到着前から期待値は最高潮に達し、わくわくと胸が高鳴る体験ができるので、ぜひ楽しみにしていてください。
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
そのように観光客を出迎えてくれる水納ビーチ以外にも、水納島には異なる特徴を持ったビーチが点在しています。
いずれも離島らしい美しい景観と、それぞれの個性を持ったビーチばかりで、足を運べば南国の日差しによく映えるロケーションで楽しませてくれるでしょう。
レジャーやアクティビティに適した賑やかなビーチ、静かな時間を過ごせる穴場ビーチと、場所によってまるで異なる表情を見せてくれるのが水納島のビーチの魅力です。
マリンアクティビティを楽しもう
美しく環境も良い水納島の海はマリンアクティビティに最適で、シュノーケリング、ダイビング、SUPなど遊べる種目も多種多様です。
その中でもシュノーケリングは特に盛んに行われていて、いくつかのスポットで海中の景観を楽しむことができます。
それぞれ難易度も海の様子も異なり、何度訪れても飽きないため、リピーターになるシュノーケリング愛好家の方も少なくありません。


石畳のきれいな道
もう一つ、水納島の大きな特徴として挙げられるのは、石畳が敷き詰められた美しい道路です。
水納港から集落にかけての道には白い石畳が敷かれていて、小さな離島らしからぬ瀟洒な雰囲気を漂わせています。
その白さが島内に生えている南国植物の美しさや青空と相まって、まるで異国に来たかのような非日常感を味わわせてくれるはず。
整った道路は歩きやすさもバッチリで、観光地として最高の環境が整っていると言えるでしょう。
地元民おすすめの観光スポット
以上の基本的な知識を踏まえた上で、今度は水納島観光のおすすめスポットを見ていきましょう。
伊江島に続き、こちらも地元の評価も高いスポットを抜粋させていただきましたので、順にご覧ください。
水納ビーチ
まずは上でも紹介させていただいた代表的なビーチ、水納ビーチから。
名実ともに島の看板と呼べるスポットであり、観光雑誌などに水納島が取り上げられる際もここが掲載されるケースが多いです。
おすすめポイント
水納ビーチはレジャー環境が整っていて、水納島随一の観光ビーチと言えます。
砂浜の砂質は白くなめらかで、素足での散策でもまったく不都合がありません。
さざ波の音に耳を傾け、足を浸しながら波打ち際を歩いていくだけでも、十二分に南国の海を堪能できること間違いなし。
もちろんアクティブに海水浴を楽しむのにもぴったりで、海の波は穏やかかつ水質も非常に上質です。
特に海水浴を楽しみたい夏場のシーズンには監視員の常駐があり、心配な有毒クラゲにも防止ネットで万全の対策がなされているため安全性も抜群です。
もちろんトイレやシャワー、着替えロッカーも完備されており、レジャー用具、アクティビティ用具の貸し出し、アクティビティツアーの開催もあって至れり尽くせり。
最高の環境で海遊びに興じることができますよ。
水納港からの行き方
水納ビーチは水納港と隣接しており、迷うことはまずありません。
到着後、すぐに立ち寄ってしまいましょう。
灯台下のビーチ
2つ目に紹介させていただく灯台下のビーチは、非常に距離の長い水納ビーチの東側エリアを指しています。
こちらのビーチまでの距離は600mほど。
同じ砂浜でわざわざ呼び分ける意味があるのかと疑問に思われるかもしれませんが、実際に訪れてみると、別の通称が付くのも納得な違いを感じられるでしょう。
おすすめポイント
灯台下のビーチは名前の通り、水納島灯台の下のエリアにある砂浜です。
水納ビーチ同様に砂の質、水の透明度ともに良好なのですが、単純に港から若干離れた立地ということで、売店や海水浴設備がこちらにはありません。
監視員の常駐もなく、海水浴やアクティビティを楽しむためには注意が必要となっています。
では比較して不便なだけかといえばそんなことはなく、こちらのビーチのメリットと言えるのは穴場感です。
水納ビーチも、本島の人気ビーチと比べれば人でごった返して動けないというほどではないのですが、それでもリゾートビーチ特有の混雑感を感じてしまう時期もあります。
しかしこちらは人が水納ビーチと比べると少なく、周りを気にせずにゆったりと過ごすことができるでしょう。
もちろん景観の良さにおいては水納ビーチに勝るとも劣らず、そびえる水納島灯台もロケーションのアクセントとなってくれています。
非常に美しいビーチですので、ぜひこちらにも足を運んでみてくださいね。
水納港からの行き方
水納港からビーチに降りて、砂浜を東方面へ600m進めば灯台下のビーチです。
一度集落に出てから、東方面の道へと進んでいくルートもあり、どちらの道でもそれほど遠さは感じません。
海辺の景観を眺めたいのであれば砂浜を、集落を見たいのであれば集落からのルートを進むと良いでしょう。
カモメ岩のビーチ
ビーチからもう1つ、カモメ岩のビーチをご紹介させていただきます。
このビーチがあるのは、港とは反対にあたる島の南側です。
弓なりの湾曲の内側に位置していて、北側のビーチとはまた大きく異なる特色を持っています。
おすすめポイント
ここは海水浴や浜遊びには適していません。
北側のビーチと比べると砂の質が粗く、素足で歩けばチクチクとしていますし、浜辺自体に広さがないため、眺望という点においてもそれほど優れた部類ではないのです。
それでもここが名所とされている理由は、シュノーケリングスポットに適しているというのが挙げられます。
海底の地形が起伏に富んでいて、岩も多いことから、熱帯魚が豊富に生息しているのが特徴なのです。
浜辺からのロケーションはそれほどでなくとも、海の水質自体はこちらも青みを帯びていてクリア。
天気の良い日に潜れば海面から差し込んだ陽光がきらきらと海中を照らす中、美しい海を泳ぎ回るカラフルな魚たちの姿を目にすることができるでしょう。
水納港からの行き方
水納港とは逆の南側に位置しているビーチですが、それでも島が大きくないため距離は1kmもありません。
一度集落へと移動して、そこから南の道を進んでいくだけで迷わずに辿り着けますよ。
水納島で楽しめるアクティビティ
水納島観光を語る上で、水納ビーチを中心とした各種アクティビティは欠かせない存在です。
魅力的な種目揃いの水納島のアクティビティについて、ご紹介してきたいと思います。
シュノーケリング
まずはマリンアクティビティの代表格、シュノーケリングから見ていきましょう。
シュノーケルなどを着けて海に潜るシュノーケリングは、沖縄の透明な海との相性が良く、沖縄におけるアクティビティの王様と言っても過言ではありません。
おすすめポイント
シュノーケリングは海面に顔を浸したまま息継ぎができるのが特徴であり、そのおかげで海中に長時間滞在しての没入感を味わうことができます。
もちろんシュノーケルに付いている水中マスクで、塩水の影響なく目を開けていることが可能ですので、自分が海の生き物たちの仲間になったかのような感覚を味わえるでしょう。
アクティビティとしての難度も低く、体力や技術に関わらず自分のペースで楽しめる点も嬉しいところ。
水着だけを持参すれば他の用具はレンタルすることができますので、水納島を訪れたならマストと言ってもいいアクティビティです。



ダイビング
海辺の観光地において、シュノーケリングが行われている場所ではダイビングもセットで行われているケースが多くなっています。
水納島でも同様で、ダイビングや体験ダイビングが盛んに行われているのが特徴です。
おすすめポイント
ダイビングは、シュノーケリングと同じように水中で目を開けられる装備を身に着け、さらに酸素タンクなどを背負って水中で呼吸ができるようにしたものです。
シュノーケリングより本格的で、より深い海へと潜ることができるのがダイビングというアクティビティです。
深い海はまだ人類にとって未知の領域であり、その一端に触れられるダイビングはこれ以上ない非日常を体感できます。
通常のダイビングにはライセンスの所有が求められるのですが、体験ダイビングはインストラクター同伴で潜るため、ライセンスがなくても潜水が可能となっていますよ。



SUP
SUP(スタンドアップパドルボード)は沖縄各地で広く楽しまれているアクティビティです。
サーフボードやSUPボードに立って海面をパドルで漕ぐというものであり、意外と安定感があり難易度は低いため、幅広い年代に親しまれています。
また海面に立つ姿が様になることから、フォトジェニックなアクティビティとして近年人気を高めているのも特徴と言えるでしょう。
おすすめポイント
SUPは元々サーファーの練習用アクティビティだったのですが、エクササイズ効果に注目が集まり一般化するうちに難易度が平易化し、世界的な普及に繋がりました。
用いられるボードが大型化し、波風の影響を受けずに容易にバランスを保てるようになったのです。
あくまでサーフィンではないので波に乗るわけではなく、明文化されたルールもないため、他の方の迷惑にさえならなければ楽しみ方も自由。
朝から夜までさまざまな時間帯のロケーションを味わうツアーが組まれていたり、ボード上でヨガを楽しむツアーがあったりと、非常にバリエーションの広いものとなっています。
また上述のように、フォトジェニックでインスタ映えすることにも定評がありますので、思い出作りを兼ねてチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

パラセーリング
水納島で人気の高いアクティビティの1つにパラセーリングがあります。
これは、海中や海面を楽しんでいた上のアクティビティとはまた異なり、海を目下に見下ろし、南国の青空を堪能することができます。
その高さは40mにも達し、爽快感においては随一と言えるかもしれません。
おすすめポイント
パラセーリングで到達できる40mという高さは、ビルでいえば14階にも相当し、もちろん高空に遮蔽物はなにもなし。
360°をパノラマで見晴らすことができ、絶好のロケーションを味わえるのが大きな魅力となっています。
水納島がクロワッサンアイランドと呼ばれ、三日月のような形状をしているのはご紹介した通り。
せっかくならその島の形をしっかり見ておきたいと思われる方も多いようで、上空から島を見下ろせるパラセーリングが高い人気を誇っているというわけです。
天気の良い日であればより遠くまでを見渡すことができ、1km東にある沖縄本島の様子もしっかり見ることができるでしょう。

カヌー・カヤック
最後にご紹介させていただくカヌー・カヤックは、年齢性別を問わず万人に向けておすすめできるアクティビティです。
ご存知の方も多いかとは思いますが、小舟に乗って海上散歩を楽しむのがこのアクティビティの内容となっています。
おすすめポイント
カヌー・カヤックはいずれも操船が容易く、腕力や体力もそれほど求められないため、どなたでも気軽に参加することができるのが特徴です。
水納島の美しい海は、太陽の角度や時間帯などの条件によって色合いをさまざまに変化させます。
カヌー・カヤックで海面を進んでいけば、角度を変えつつ海や島の多様な表情を眺めて楽しむことができるでしょう。
また、他人を気にせずに自由な船旅を楽しめるのも、このアクティビティのいいところです。
2人乗りもできますので、恋人、友達、親子と親しい仲同士で水入らずの時間を過ごせるのもおすすめとなっています!

水納島で人気のツアー3選
水納島の観光スポットと楽しめるアクティビティはいかがでしたか?
そんな魅力たっぷりの水納島をより楽しむために、3つの人気ツアーをピックアップさせていただきました。
水納島へ訪れる際にはぜひ参考にしてくださいね。
水納島でシュノーケリング!<ボートエントリー>(No.604)
色とりどりのサンゴやお魚に出会える、大人気ボートエントリーのシュノーケリングプラン!
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、ちょっとしたクルージング感覚を味わいながら、気軽にシュノーケリングをすることができます。
水納島で体験ダイビング!<ボートエントリー>(No.605)
インストラクターのサポートのもと、感動の世界へ飛び込みましょう!
透き通る海、きれいなサンゴ、鮮やかな魚たちがあなたをお迎えします。
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、重い機材を背負って歩くこともなく気軽にダイビングができます。
【夏季限定】水納島海水浴フリープラン(パラソル付き)(No.613)
水納島海水浴に選べる種類から組み合わせて自分達だけのオリジナルプランを作っちゃいましょう!
もちろん海水浴のみのお申込みもOK!お客様の旅行御予定に合わせたプラン作成が可能です。

まとめ
伊江島と水納島、いずれも沖縄本島から近い島を2つご紹介させていただきました。
島としての規模は異なりますが、どちらの島も大いに魅力あふれる環境となっています。
その魅力が少しでも伝わっていれば幸いですが、離島の自然環境の素晴らしさは聞くと実際に見るとではまるで別物です。
機会があれば、ぜひ2つの島へと足を運んでみてくださいね!