
水納島でシュノーケリングを楽しもう!シュノーケリングの魅力・人気のツアーをご紹介
目次
水納島ってどんなところ
水納島は、沖縄の離島の一つです。
本島の中央部、本部町の沖合1.5kmにあり、島の形からクロワッサンアイランドと呼ばれています。
面積は0.47平方キロメートルしかありません。
東京ドーム10個分程度の広さなので、ゆっくり散策するのにちょうどいい広さです。
また、青い海と白い砂浜が魅力的な島です。
日帰りでも十分楽しめますが、宿泊して島のゆっくりした時間を楽しむこともできます。
本部町は1975年に開催された沖縄海洋博覧会に合わせて、那覇から沖縄自動車道が開通しており、アクセスの良い観光地となっています。
那覇空港・渡久地港からの行き方
那覇空港から水納島に行くには、渡久地港から船に乗ります。
その那覇空港から渡久地港までのアクセスは、車またはバスだけです。
渡久地港は那覇の北東にあり、100km程度離れています。
車で行く場合、那覇空港から最寄りの豊見城(とみぐすく)・名嘉地(なかち)ICへ行き、沖縄自動車道に乗ります。
沖縄自動車道を1時間半ほど、90キロ程度進んだ終点、許田ICで降り、海沿いの県道を北上すると、渡久地港までは30分ほどです。
ルートの大部分が沖縄自動車道ですし、一般道もほとんど道なりに行けば到着するので、車での移動も難しくありません。
そして、車以外では路線バスで渡久地港を目指すことができます。
バスの場合、那覇空港からは、「やんばる急行バス」で2時間ほど乗り、渡久地港最寄りの本部博物館前バス停で降ります。
「やんばる急行バス」は、生活路線のバスです。
事前予約はありませんので、那覇空港では2番バス停に並んだ順番に乗ります。
渡久地港までは1,900円です。
渡久地港から水納島までは、定期船に乗ります。
この船も地元の人の生活の足です。
事前に予約するシステムはありませんので、並んだ順番に乗って下さい。
定期船の所要時間は15分、夏の繁忙期には一日8本運航しています。
水納島が選ばれる理由
たくさんの離島がある沖縄ですが、水納島が選ばれるのには理由があります。
もっとも大きな理由は、水納ビーチに代表される美しい海と白い砂浜です。
そして、さまざまなアクティビティが楽しめるのも、水納島の魅力です。
ぜひ、ゆったりとした島時間を楽しんで下さい。



水納島の魅力
それでは、水納島の魅力についてご紹介します。
水納島は、青い海と白い砂浜に囲まれた孤島ですが、そこで楽しめるアクティビティの種類の豊富さや集落の街並みも魅力的です。
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
水納島の最大の魅力は、離島ならではの青い海と白い砂浜です。
微生物が少ない黒潮の流域にある水納島は、海の透明度が高いことで知られています。
また島周辺は遠浅の海となっており、太陽の光が海底近くにまで差し込みます。
また、サンゴ礁の礫が堆積してできた真っ白な砂浜とのコントラストが素敵なビーチです。
マリンアクティビティを楽しもう
こんなに美しい海がある水納島ですから、ぜひマリンアクティビティを楽しんでいただきたいです。
ダイビングやシュノーケリングなど海中を散歩するものや、SUPやカヌー・カヤックのように海の上を滑るように楽しむもの、空の上から島を眺めるパラセーリングなど、いろいろなアクティビティがあります。



石畳のきれいな道
水納島には40人ほどが住む集落があります。
港からその集落に続く道は、石畳の道です。
さまざまな形の白い石畳が、集落まで案内してくれます。
道の両脇には、さまざまな色の花が飾られていて、歩いて気持ちのいい石畳です。
水納島でのシュノーケリング
水納島にはシュノーケリングスポットがあちこちにあります。
人気の水納ビーチだけでなく、灯台下のビーチやかもめ岩のビーチ周辺でも澄んだ海の中をシュノーケリングで楽しめるでしょう。
本部港などからクルーザーで出港し、水納島沖合にあるスポットを案内してくれるツアーもあります。
シュノーケリングの楽しみ方
シュノーケリングは、海面や浅瀬から水中メガネなどを使って海の中をのぞき込むアクティビティです。
澄んだ海に差し込む太陽の光は、まるで水中にカーテンをかけたようで、幻想的な光景がひろがります。
そして、海中に生息するサンゴ礁や熱帯魚、イソギンチャクなどの生態を観察することができます。
シュノーケリングをきっかけに、海の生き物に興味を持つお子様も多いようです。
シュノーケリングの魅力
シュノーケリングは、はじめてでも気軽に楽しめるアクティビティです。
ダイビングのように本格的に海の中へ潜るのではなく、海面や浅い海から海中の景色を見られます。
ライセンスも必要ないですし、簡単な講習を受ければすぐに楽しめます。

絶景の海で海中観察を楽しもう
水納島の海水の透明度の高さは、シュノーケリングにぴったりのスポットです。
海中深くまで日光が差し込むので、まるで水族館の中を泳いでいるかのよう。
さまざまな大きさのサンゴ礁や群れをなして泳ぐ熱帯魚、そしてウミガメも見ることができるかもしれません。


色鮮やかな熱帯魚を堪能しよう
サンゴが多く生息する水納島海域には、サンゴ礁周辺を中心に熱帯魚などの生物も多く見ることができます。
サンゴ礁は、小さな熱帯魚たちが敵から身を守ったり、栄養を補給したりする格好の場所です。
サンゴ礁が豊富な水納島では、さまざまな熱帯魚を見ることができます。
誰でも気軽に楽しめる
シュノーケリングはライセンスもいらないことから、お子様から大人まで、だれでも気軽に楽しめるのが魅力の一つです。
簡単な装備だけで、あまり深くない海で行うアクティビティですので、ぜひ体験してみて下さい。
シュノーケリングで見られる生き物
サンゴ礁が豊富で、そこをすみかにしている魚たちをはじめ、シュノーケリングでさまざまな生き物を見ることができます。
ここでは、代表的な生き物をご紹介しましょう。
カクレクマノミ
スズキ目スズメダイ科クマノミ亜科の海水魚です。
映画『ファインディング・ニモ』に登場するキャラクターと言えば、ご存じの方も多いでしょう。
オレンジ色の体に3本の白い帯と黒いヒレの体長8センチほどの魚です。
イソギンチャクと共生関係にあることでも知られています。
ナンヨウハギ
スズキ目・ニザダイ科に分類される海水魚です。
真っ青な体に黒い曲線が入っているのが特徴的な、体長20センチ程度の魚です。
サンゴ礁に生息して、群れをなしています。
シュノーケリングで見つけられるかもしれません。
ウミガメ
世界に7種類生息しているウミガメのうち、沖縄で見ることができるのは、タイマイ、アカウミガメ、アオウミガメの3種類です。
いずれも絶滅危惧種で、地元では保護活動が行われています。
ウミガメを見つけても、あまり近くに寄り過ぎたり触ったりしないようにしましょう。
ビーチでシュノーケリングを楽しもう!
水納島にはあちこちにビーチがあり、シュノーケリングスポットもたくさんあります。
遠浅の海が多いので、魚も間近に見ることできます。
水納ビーチ
水納港のすぐ横にある、島を代表する人気のビーチです。
透明度の高い海と白い砂浜が続く水納ビーチは、シュノーケリングを楽しむ人も多いスポットです。
おすすめポイント
水納ビーチは、海がきれいなことはもちろんなのですが、人気のビーチだけあってトイレやシャワー、更衣室、ロッカーなどの施設が充実していることもおすすめポイントです。
水納港からの行き方
水納港に降りれば、もうすぐ横に水納ビーチが広がっています。
美しい海を満喫したいならツアーに参加しよう!
シュノーケリングはぜひツアーで体験して下さい。
海のアクティビティはどれもそうですが、シュノーケリングも1人で行うのは危険が伴います。
海に慣れたスタッフが同行するツアーがおすすめです。
また、ツアーに参加することで、旅行者でもわからない地元の人ならではのスポットや情報も得ることができます。
おすすめのシュノーケリングツアー
水納島周辺でのシュノーケリングは、年間通じてたくさん行われています。
ここでは代表的なツアー3つをご紹介します。


まとめ
水納島でのシュノーケリングについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
シュノーケリングは、気軽に参加することができ、島周辺の海の素晴らしさを堪能できます。
ぜひシュノーケリング体験を楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。