水納島で楽しめる人気のアクティビティ10選!!楽しみ方や魅力をご紹介
目次
水納島ってどんなところ
水納島(みんなじま)は沖縄本島本部半島の沖合にポッカリと浮かぶ三日月型の小さな島です。
上空からの姿がパンのクロワッサンに見えることから、別名「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。
かつては無人島で、島全体が「メンナノ御嶽」として聖域になっていましたが、1903年(明治36年)に瀬底島から13戸が移住し、製糖業に従事しました。
島の名称は、水資源が乏しい「水の無い島」に由来するといわれています。
現在は、沖縄本島から水の供給を受けています。
島の人口は約50人で、東端に水納島灯台があり、ビーチなどの観光資源を利用した観光業が主となっている島です。
島内には、ATMや銀行、警察、病院、スーパー・コンビニなどはありません。
沖縄周辺に多数点在する離島の中でも本島から一番近く、渡久地港から高速船で片道15分と、思いっきり遊んでも日帰り可能な離島です。
島の一周は約4kmで、船着き場のすぐ真横には人気スポットの水納ビーチが広がっています。
那覇空港・渡久地港からの行き方
那覇空港から渡久地港へは、「やんばる急行バス」を利用します。
那覇空港バス乗り場2番バス停から乗車し、「本部博物館前」バス停で降車、所要時間は約2時間です。
本部博物館前バス停から渡久地港までは、徒歩約10分です。
なお、やんばる急行バスは路線バスなので予約の必要はありません。
時刻表など詳しくは、やんばる急行バスのウェブサイトをご覧下さい。
渡久地港から水納島の水納港までは、水納海運が運航する高速船「ニューウイングみんな」を利用します。
高速船は事前予約ができないため、混雑が予想されるシーズンには、早めに渡久地港に着いて、切符売場で往復便の乗船券を購入する必要があるでしょう。
また、高速船は季節によって運航本数が大きく異なりますので、必ずチェックするようにしましょう。
水納島が選ばれる理由
水納島が選ばれる大きな理由は、沖縄本島から高速船でわずか15分という、日帰りで遊びに行けるほどのアクセスの良さ。
さらに白く輝く砂浜と、本島のビーチとは比較にならないほどの透き通った透明度抜群の海では、マリンスポーツと観光を楽しむことができ、年間約6万人の観光客が訪れます。
ほかに注目ポイントとしては、水納島への本島側の入口となっている渡久地港から「沖縄美ら海水族館」までは、車で約10分という点。
水納島でたっぷり遊んだ後や、または島へ渡る前など、沖縄美ら海水族館と組み合わせた観光も可能です。
水納島の魅力
水納島の魅力は、沖縄本島の渡久地港から高速船で15分というアクセスに恵まれた立地条件もその一つですが、何と言っても来島者の目を引きつけて止まない驚くほどの美しい海にあります。
遠浅の海は、海水浴に最適で、島の周囲を囲んでいるサンゴ礁やカラフルな熱帯魚を間近で観察したいという多くのダイバーの人気を集めているのです。
水納島の施設としては、シャワーや更衣室にトイレ、売店、コインロッカーなどが設置されています。
そのため、アクティビティを思いっきり楽しんだ後に、シャワーを浴びてさっぱりとして帰ることができるのもうれしいポイントです。
ほかに、日陰がないビーチでお日除けには絶対必要なパラソルや、ビーチマットなどのレンタルもしているため、手ぶらで水納島の観光を楽しめるのも魅力の一つです。
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
水納島の「水納ビーチ」は、白い砂浜と透明度の高い海とのコントラストがとにかく美しい、地元の人もイチ押しのビーチ。
ビーチの沖合には、ブイとネットが張られ、監視員も常駐しているので、小さな子供連れのファミリーでも安心して遊ぶことができます。
さらに、水納島のビーチは、有名なミシュランガイドの旅行版「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に選ばれるほど、世界中から注目されているスポットでもあります。
マリンアクティビティを楽しもう
水納島では、ビーチでのんびりと海水浴で時間を過ごすだけではなく、様々なアクティビティを楽しむことができます。
定番のシュノーケリングに体験ダイビング、SUP、パラセーリングなどの安心・安全に楽しめるマリンスポーツが目白押しです。
石畳のきれいな道
港から水納集落へと続く道は、白い石畳の綺麗な道で、脇の石積みの壁も趣があります。
集落内から海のほうを振り返った先に広がる光景は、まるで青い海へと誘う絶景の道。
天気のいい日なら、青空と白い道とのコントラストが見事です。
ちなみにこの道は、港と水納集落を結ぶ唯一の道路で、来島者は港の両側に広がるビーチに目を奪われがちですが、集落内を散策すると、海だけではない水納島の魅力を見つけることができますよ。
水納島で楽しめる人気のアクティビティ10選
ここで、水納島で気軽に楽しめる人気のマリンアクティビティ10選をご紹介いたします。
シュノーケリング
シュノーケリングは、大定番のマリンアクティビティです。
水面に顔をつけた状態で呼吸ができる筒状の呼吸装置・シュノーケルと水中マスク、フィンを装着し、海面に浮きながら水中の観察を行います。
楽しみ方・魅力
シュノーケリングは、ダイビングと違ってライセンスが不要なため、誰でも気軽に楽しめます。
さらに、浮力の高いライフジャケットやウエットスーツを着用することによって、泳ぎに自信のない人でも簡単に浮くことができます。
波が穏やかな遠浅の海ならば、小さな子供でも安心して水中遊泳を楽しむことができるのも大きな魅力です。
ダイビング
ダイビングでは、水中で呼吸をしながら、海中を泳ぐ魚たちと同じ目線で、全周囲に広がる青の世界を自由自在に楽しむことができます。
シュノーケリングとともに高い人気を誇っています。
楽しみ方・魅力
ダイビングはライセンスが必要なため、ライセンスを持っていない方は、インストラクターが一緒に潜る体験ダイビングツアーへ参加しましょう。
器材の使い方など一からレクチャーしてくれるので、初めてでも比較的簡単に潜ることができます。
なお体験ダイビングとは言えども、その後に飛行機でのフライトの予定がある場合には、急激な気圧の変化が原因で減圧症になるおそれがあるためNGです。
フライト後のダイビングは差し支えありません。
SUP
ハワイ生まれで人気急上昇中のSUPは、スタンドアップパドルボードの略。
ボードの上に立って、パドルを漕いで海面を移動するアクティビティです。
楽しみ方・魅力
SUPは、バランス感覚が必要のため最初は正座の状態からスタートします。
次第に慣れて立つことができるようになってくると、海上に立っているような感覚が味わえ、気分爽快です。
カヌー・カヤック
カヌー・カヤックは、小型のボートに乗り込んで、自分でパドルを漕いで大海原をクルーズします。
カヌー・カヤックを漕いで、ビーチや無人島を目指すツアーも多いです。
楽しみ方・魅力
カヌー・カヤックは、身体と水面の距離が近いため、熱帯魚が泳ぐ様子などを間近に見られるのが大きな醍醐味です。
パラセーリング
パラセーリングは、モーターボートでポイントまで移動し、船上でパラシュートを開いて、上空から大海原を望むアクティビティです。
楽しみ方・魅力
パラシュートをモーターボートで引っ張ることで、風を受けて凧揚げのように大空へと舞い上がるため、抜群の爽快感とともに海と空の大パノラマが楽しめます。
水に濡れることはほとんどありませんので、泳げない方も安心して体験することができますよ。
グラスボート
グラスボートは、船底がガラス張りになったグラスボートに乗船し、ガラス越しに海中を観察できます。
楽しみ方・魅力
ポイントでは、停泊してサンゴ礁や熱帯魚を観察します。
サンゴ礁や熱帯魚については、ガイドによる詳しい説明もありますよ。
海の状況が良ければ、船上からエサやり体験をできるツアーもあるので、また違った楽しみ方ができるでしょう。
マリンスポーツ
水納島のマリンスポーツでは、複数のマリンスポーツを組み合わせたツアーがおすすめです。
楽しみ方・魅力
複数のマリンスポーツをセットにしたツアーでは、シュノーケリングが基本となり、ほかに2~3種類のメニューからチョイスできるものになっているのが主流です。
一回のツアーで複数のマリンスポーツを楽しむことができ、アクティブに観光を楽しみたい方には満足感とともにおトク感もありますよ。
ホエールウォッチング
ホエールウォッチングは、クルーズ船に乗船し野生のクジラを観察するという沖縄の冬季限定(1~3月)の人気アクティビティです。
楽しみ方・魅力
沖縄海域で見ることのできるクジラはザトウクジラで、毎年冬になると温暖な沖縄に子育てや繁殖のため回遊してきます。
野生のクジラの豪快なパフォーマンスを目の前で見ることができた時の感動は、言葉にできないほどの素晴らしさです。
クルーズ船の出航場所は、水納島へ渡る高速船が出ている渡久地港からすぐ近くの本部港になります。
冬の沖縄を訪れた方は、水納島の観光の前後に、この時期しか見ることのできないホエールウォッチングをぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
クルージング
水納島のクルージングでは、少人数でも貸し切りできるチャータークルーズがおすすめです。
乗合船ではなく貸し切り船ですのでのんびり過ごせ、幅広いリクエストに応えてくれます。
楽しみ方・魅力
チャータークルーズでは、冬季であればホエールウォッチングが一番人気。
それ以外の時期は、水納島周辺でのシュノーケリングやダイビング、フィッシング、サンセットクルーズなど、気の合う仲間たちやファミリーだけのオプショナルツアーを企画することができます。
チャータークルーズで、ワンランク上の沖縄旅行はいかがでしょうか?
フォトツアー
水納島で、インストラクターが同行するシュノーケリングや体験ダイビングでは、体験中の写真撮影がツアー料金に含まれているものがあります。
また一風変わったフォトツアーとして、ドレスのまま海に入る「水中撮影フォトウェディングプラン」などもあります。
楽しみ方・魅力
シュノーケリングや体験ダイビングでの写真撮影サービスは、参加者があらかじめ防水カメラなどの特殊器材を用意する必要がなく、思い出に残る貴重な体験シーンをスタッフのカメラで撮ってくれます。
もちろん撮影データは、全てもらうことができますので、思い出がまた一つ増やせますね。
ドレスのまま海に入る水中撮影フォトウェディングプランは、水中撮影はもちろん、白い砂浜が美しいビーチフォトでも撮影が可能。
水中撮影では、スイムウェディングドレスと水中対応タキシードで撮影します。
離島ならではの圧倒的な透明度と、美しい海の色で撮影できる水中撮影フォトウェディングプランで、記憶に残る二人だけの結婚式に華を添えてみてはいかがでしょうか?
水納島で楽しめるおすすめのツアー3選
ここで、水納島で手軽に楽しめるおすすめのツアーを3つご紹介いたします。
水納島でシュノーケリング!<ボートエントリー>(No.604)
色とりどりのサンゴやお魚に出会える、大人気ボートエントリーのシュノーケリングプラン!
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、ちょっとしたクルージング感覚を味わいながら、気軽にシュノーケリングをすることができます。
水納島で体験ダイビング!<ボートエントリー>(No.605)
インストラクターのサポートのもと、感動の世界へ飛び込みましょう!
透き通る海、きれいなサンゴ、鮮やかな魚たちがあなたをお迎えします。
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、重い機材を背負って歩くこともなく気軽にダイビングができます。
【夏季限定】水納島海水浴フリープラン(パラソル付き)(No.613)
水納島海水浴に選べる種類から組み合わせて自分達だけのオリジナルプランを作っちゃいましょう!
もちろん海水浴のみのお申込みもOK!お客様の旅行御予定に合わせたプラン作成が可能です。
まとめ
沖縄県で、毎年6万人もの観光客が訪れる大人気の離島「水納島」の魅力と、ここで楽しめるアクティビティをご紹介させていただきました。
島を訪れる誰もが息を吞むほど、透明度が高い紺碧の海は、マリンアクティビティを体験するだけでなく、ゆったりとした時間を過ごすのも、美しい景色を眺めるのも最高です。
沖縄本島から少し足を伸ばして、ぜひ水納島へ行ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。