水納島の春の楽しみ方&おすすめのアクティビティ
目次
水納島の春
春と言えば、桜をイメージする人も多いかと思います。
沖縄の桜シーズンは、1月から2月がピークとなり、緋寒桜と呼ばれる品種が咲き誇ります。
そして、3月から5月にかけての春シーズンは、気候も過ごしやすく、暑さが苦手な人に人気の時期です。
そんな快適な水納島の春をご紹介いたします。
春の天気・気温・水温・注意点
4月の平均気温は21.4度となっているので、日中は半袖で過ごしても問題ないでしょう。
暑いと25度以上になる日も珍しくはないため、まさに初夏と言っても過言ではありません。
天気は比較的安定しており、降水量もそれほど多くはありませんが、寒気がおりてくると気圧の谷の影響で激しい雨になることもあります。
夕方にはスコールとなることもありますので、折り畳みの傘は持参しておいたほうがいいかもしれません。
水温は、22度前後となり、3月半ば以降から海開きが各地で始まります。
海水浴やスキューバダイビングをして楽しむ人が多いですが、水温はまだ低めのため長時間入っていると体が冷えてしまいますので、ウェットスーツがあるといいでしょう。
気温がそこまで高くないため、紫外線対策がおろそかになりがちですが、実はもうこの季節から沖縄の紫外線は強くなっています。
そのため、曇っている日でも紫外線対策はしっかり行ってください。
沖縄と言えば台風を心配する人もいるかもしれませんが、海水温が低いため5月くらいまでは台風はほとんどこないので安心してください。
春に旅行するメリット
この時期に旅行するメリットは、過ごしやすい気候と南国特有のハイビスカスなどが生き生きと咲いていて、自然の恵みを肌で感じられることです。
そして、ホエールウォッチングは4月上旬で見納めとなるので、ザトウクジラに会いたいという人はこの時期に必ず訪れておきましょう。
また、観光客のピークは7月から9月にかけてなので、観光客が比較的少ない春に訪れることで、いろいろなアクティビティも思い通りにできるはずです。
春の楽しみ方
春に水納島を訪れたら、かりゆしを着て街を散策してみてください。
家は、間口を広く取っており、四方を開放して風の通りを作っていることが多いです。
屋根には、シーサーが置かれていることが多いので、そういったところもぜひ歩きながら見てみましょう。
水納島をはじめ、沖縄には開放的なカフェが多く存在しています。
夏に訪れると、暑さもあり冷房の効いた場所に行きたくなりますが、春ならばテラス席で南国のフルーツジュースやオリオンビールなどを飲みながら、心行くまで仲間と語り合うことができます。
そして、海に囲まれているので、海からの潮風が心地よく感じるでしょう。
春に楽しめるおすすめのアクティビティ
観光客の少ないこの時期だからこそ、思う存分アクティビティを楽しめるでしょう。
夏になると、人気のビーチや観光スポットでは多くのツアーが組まれており、時間帯も重なってしまうため、ゆっくり楽しむことが難しいです。
その反面、春でもツアーはやっていますが参加者は多くありません。
地元の人が近くのビーチや海を訪れているくらいなので、写真をたくさん撮ったり、地元の人しか行けないような場所に行けることもあります。
それでは、どんなアクティビティがあるのかをご紹介したいと思います。
シュノーケリング
海に潜ると聞くと、大がかりな準備が必要だと思う人も少なくないでしょう。
ただ、シュノーケリングであれば、水中メガネをつけて、顔を海につけるだけで綺麗な色をした魚を間近に見ることができます。
そして、水納島の海は遠浅になっているビーチが多いので、子供から大人まで安心して楽しむことができます。
また、足ひれであるフィンをつけるとより速く、そしてちょっと遠くまで泳いでいくことができます。
フィンを付けるのが初めての人は、最初は慣れるのに時間がかかるかもしれません。
ですが一度慣れてからは、まるで自分が魚になったような気分で泳げるので、その爽快感は忘れられません。
おすすめポイント
水納島でシュノーケリングをするなら、水納ビーチが一番安全でしょう。
海水浴場になっているので、監視員もいます。
無料のシャワーやトイレ、更衣室や売店もあるので不自由することはありません。
シュノーケリングを経験したことがある人は、港南ビーチや西の浜ビーチなどもおすすめです。
西の浜ビーチは、かもめ岩のビーチとは反対側にあるのですが、ほとんど人がいないのでプライベートビーチであるかのような雰囲気を味わうことができます。
ただし、岩場が少し多いので、子供だけで行くのはちょっと危険かもしれません。
港南ビーチは、水納港で船を降りたところにあるので、すぐに楽しむことができます。
また、ライフジャケットのレンタルもあるので、子供がいる場合は特にレンタルすると良いでしょう。
ダイビング
皆さんが、旅行に求めるものはたくさんあると思います。
癒しや刺激、ストレス発散など挙げればきりがないですが、ダイビングの魅力をひとことで言うと非日常感になります。
人間がいない世界が海底には存在していて、そこに生きる生物を観察することで普段では味わえない体験ができます。
泳いでいるのに空を飛んでいるような感覚にもなるでしょう。
おすすめポイント
水納島東側にある「ポパイ」と呼ばれるスポットがおすすめです。
浅瀬にはきれいなサンゴ礁が広がっていて、沖に行くと小さな魚が群れで泳ぎ、そしてそれを狙って回遊魚が追いかけまわすという光景に遭遇することができます。
ホエールウォッチング
沖縄の海には、毎年冬になるとザトウクジラが繁殖のために戻ってきます。
近海でもクジラを見ることができるので、出会える確率はかなり高いと言えるでしょう。
万が一会えなかったら全額返金なんていうツアーもあるくらい、ザトウクジラは身近な存在といえるでしょう。
おすすめポイント
ホエールウォッチングのツアーが多数存在していますので、時間や場所を軸に選定してみるといいでしょう。
水納島や瀬底島の沖合で見られることが多く、また見つけるポイントなどもツアーのなかで説明してくれますので、双眼鏡を持っていくとより見つけやすくなります。
SUP
長時間海の上に浮かぶことができるのが、SUPに人気が集まる理由です。
特に水納島周辺は比較的穏やかな波の日が多いので、お子様と一緒に乗ることもできます。
青い海の上でお子様とツーショット写真を撮るなど、一生の思い出になること間違いなしです。
おすすめポイント
水納港の両サイドに位置するビーチから沖にできることができます。
島全体が大きくはないため、そこから陸に沿うように周ってみるのもいいですし、沖に行ってサンゴ礁を真上から眺めてみるのもいいでしょう。
カヌー・カヤック
スピード感を求める人は、カヌーやカヤックがおすすめです。
特に、この時期はそこまで人が多くはないので、友達や家族でゴールを決めて競うのも楽しいです。
カヤックに乗りながら、優雅に釣りをすることも良いでしょう。
おすすめポイント
おすすめは、クリアカヤックです。
底が透き通っているため、すぐ下を色鮮やかな魚が泳いでいるのを見ると、自分も魚になったかのような気分を味わうことができます。
水納島のおすすめ観光スポット
水納島には、みんなが知っている場所から、リピーターや地元の人のみぞ知る穴場スポットなどがあります。
おすすめの観光スポットについて、いくつかご紹介しましょう。
水納ビーチ
水納港そばにあるビーチです。
人も多く、危険も少ないので安心して遊べるビーチとして有名です。
おすすめポイント
泳ぐのもいいですが、青空の下で家族や仲間とわいわいバーベキューなんていうのはいかがでしょうか。
事前に予約しておくことで、ビーチでのバーベキューができます。
「食べて、泳いで」を繰り返すのも楽しいと思いますが、くれぐれもお酒を飲んで海に入るのは危険なので気を付けましょう。
水納港からの行き方
船着き場からすぐなので、迷うことはないでしょう。
港の桟橋を目印に向かって歩いてください。
そして、海の遠くを眺めると、伊江島や本部半島も見えます。
灯台下のビーチ
穴場ビーチのひとつが灯台下のビーチです。
灯台を目印に歩いて行くと見つけることができます。
沖縄料理を食べ過ぎて、ちょっと運動したいなという人は、ぜひこのロングビーチを利用してビーチフラッグにチャレンジしてみるのはどうでしょうか。
おすすめポイント
海がちょっと苦手な人は、このビーチをおすすめします。
砂浜もさらさらで気持ちよく、また周りに人が少ないのもあって、のんびりとして時間を過ごせます。
水納港からの行き方
水納港を降りたら、左側に進んであとは海沿いを歩いていきましょう。
真っすぐ茂みを歩くこともできますが、ハブなどの危険生物に遭遇する可能性もあるので、ちょっと遠回りですがきれいな海を横目に行くことをおすすめします。
カモメ岩のビーチ
島の反対側にある、もうひとつの穴場スポットがかもめ岩のビーチです。
おすすめポイント
砂浜と岩からなるこのビーチは、潮が引いていると岩場に取り残された魚などを見ることができます。
そして、岩場の間にはタコがいることもあるそうです。
時間をかけてひとつひとつ岩を観察していくと、珍しい生き物に出会えるかもしれません。
そんな磯遊びをしたい人にはおすすめしたい場所です。
水納港からの行き方
灯台が見える方向に歩いていき、さらにその先にあるのがカモメ岩のビーチになります。
沖では、ダイビングなどが行われていることが多いので、もし先にダイビングをする場合は、そこから場所の確認もできるでしょう。
春におすすめのツアー3選
春におすすめのマリンアクティビティのツアーを3つご紹介させていただきます。
水納島でシュノーケリング!<ボートエントリー>(No.604)
色とりどりのサンゴやお魚に出会える、大人気ボートエントリーのシュノーケリングプラン!
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、ちょっとしたクルージング感覚を味わいながら、気軽にシュノーケリングをすることができます。
水納島で体験ダイビング!<ボートエントリー>(No.605)
インストラクターのサポートのもと、感動の世界へ飛び込みましょう!
透き通る海、きれいなサンゴ、鮮やかな魚たちがあなたをお迎えします。
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、重い機材を背負って歩くこともなく気軽にダイビングができます。
【夏季限定】水納島海水浴フリープラン(パラソル付き)(No.613)
水納島海水浴に選べる種類から組み合わせて自分達だけのオリジナルプランを作っちゃいましょう!
もちろん海水浴のみのお申込みもOK!お客様の旅行御予定に合わせたプラン作成が可能です。
まとめ
沖縄と言ったら夏をイメージする方も多いかもしれませんが、本州とは違って、沖縄の夏は4月頃に始まるといっても過言ではありません。
また、気候もちょうど過ごしやすくて観光客もまだ少ないため、思いっきり満喫することができます。
誰よりも一足先に、夏を満喫しに水納島へ訪れてみて下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました。