水納島灯台とは?近くにあるビーチやおすすめの観光スポットもご紹介
目次
水納島ってどんなところ
水納島は、沖縄本島の南西部に位置する離島です。
面積は0.56kmと小さいながら、本島から比較的近い離島であるということもあり、1年を通して訪れる観光客の数は6万人にも上ると言われています。
そして、この島の最大の特徴は、島が全体的にクロワッサンのような形をしていることです。
この特徴的な形から、「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。
那覇空港・渡久地港からの行き方
那覇空港から水納島までの行き方は、大きく2通りあります。
まずレンタカーを使用する場合、沖縄自動車道経由で許田ICまで向かい、国道58号線経由で渡久地港まで行きます(約1時間半)。
渡久地港からは「ニューウィングみんな」という高速船に乗って、約15分で水納島に到着します。
渡久地港までバスで行く場合は、那覇空港から出ている路線バス「やんばる急行バス」に乗り、「本部博物館前」で降りてください(約2時間)。
下車したバス停から渡久地港までは、徒歩約9分(700m)で到着します。
水納島は半日・日帰り旅行でも楽しめる!
水納島は、沖縄本島から高速船を使えばたったの15分で行けるということもあり、半日もしくは日帰り旅行でも十分に楽しむことができます。
ただし、ハイシーズン中はフェリーもビーチも混雑していますので、水納島ツアーに参加した方が混雑に巻き込まれず楽しめるかもしれませんね。
水納島が選ばれる理由
水納島は人口が50人余りと少なく、手つかずの豊かな自然と、適度に整備されたビーチとの調和が心地良い島です。
ツアーもたくさん用意されていますので、初めて離島に行くという方にもおすすめです。
そして何よりも、島を取り囲むカラフルなサンゴ礁と美しい海の景観が最高です!
水納島で過ごす時間は特別で、まるで日本ではない、遠い南の島へ来たような非日常的な感覚をたっぷりと味わうことができます。
水納島の魅力
たくさんの観光客が訪れている水納島の魅力ポイントを、いくつかご紹介します!
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
水納島の魅力的なビーチは、その美しいエメラルドグリーンの海と、白い砂浜のコントラストが非常に綺麗で、抜群に写真映えします。
島で一番人気の「水納ビーチ」は、船着き場からほぼ直結で、マリングッズのレンタルショップ・シャワー・トイレ・更衣室・監視所なども用意されており、手ぶらでも存分に楽しむことができます。
また、海は遠浅、波も穏やかなので海水浴にはぴったりです。
マリンアクティビティを楽しもう
水納島では、シュノーケリングやダイビング、バナナボート、パラセーリングなどの様々なマリンアクティビティを体験できます。
水納ビーチにはマリングッズをレンタルできるお店もありますが、ハイシーズンには観光客が多くなります。
そのため、ツアーなどに参加した方がより確実にマリンアクティビティを楽しめるでしょう。
石畳のきれいな道
水納島の集落からビーチへ繋がる道には、白いきれいな石畳が敷き詰められています。
石畳にはカメの甲羅のような模様とキリンのような模様があったり、はたまた両脇には石が積まれてできた壁もあったり、非常に沖縄らしい趣のある道です。
さらに、沖縄では馴染みのある「ハマユウ」という白い花や緑もたくさん生えており、こちらもビーチと同じくらい写真映えする景観なんですよ。
水納島灯台って何?
水納島灯台は島の東の端にある灯台です。
水納島の周辺を運航している船にとって、大変重要な役割があります。
水納島灯台について
水納島灯台は、普段は一般公開されておらず、周囲はフェンスで囲われているので近寄ることができません。
この灯台は、1972年に水納島と瀬底島の間を運航している船に信号を送るために設置されました。
白いタイルが貼られたきれいな灯台は高さが13mもあり、白い光を3秒ごとに1回照らしています。
水納港からの行き方
水納島灯台へは、水納港から水納ビーチを東の方へ向かって歩いていくと到着します。
約15分で着きますが、灯台の付近にはハブが出現しやすい場所もありますので、足元にはご注意ください。
近くには美しいビーチが!
水納島で1番有名なのは水納ビーチですが、それ以外にも穴場的なプライベートビーチがいくつかあります。
上記の水納島灯台のすぐ下にも、美しくて静かなビーチが広がっています。
灯台下のビーチ
このビーチにはちゃんとした固有の名称は付けられていません。
ビーチのある場所そのままに「灯台下のビーチ」と呼ばれています。
おすすめポイント
灯台下のビーチは、島全体をクロワッサンに例えたときのちょうどクロワッサンの内側に位置しています。
潮が引いて干潟になっている場所をビーチと呼んでいるので、白い砂浜はとてもきめ細かくサラサラです。
また、訪れる人も少ないのでとても静かです。
ただし、水納ビーチのようにシャワーや更衣室などは用意されていませんのでご注意ください。
水納島灯台・水納港からの行き方
水納島灯台から行く際は、そのすぐ近くの脇道を降りた場所がビーチになっていますので迷わず行けるでしょう。
また水納港からは、水納ビーチを東の方へ向かって歩いていくと灯台が見えますので、あとは同じように近くの脇道を通ればビーチに到着できますよ。
大自然に囲まれた水納島の観光スポットを満喫しよう!
水納島は水納ビーチを除いて、ほとんど手付かずのままの大自然が広がっています。
ゴツゴツした岩場や草原の中に潜むハブなど、危険な箇所も多少ありますが、それでも1度は見ておいて損はない絶景がそこにはあります。
もしもの場合に備えて、スタッフが同行するツアーに参加するというのも1つの手でしょう。
地元民が教えるおすすめの観光スポット
ではここで、地元民が教えるおすすめの観光スポットをいくつかご紹介します!
住んでいる人だからこそわかる魅力ポイントがあります。
水納ビーチ
水納島といえば、この水納ビーチが1番有名な観光スポットです。
ほとんどの観光客がこのビーチを訪れているといっても過言ではないでしょう。
おすすめポイント
水納港からほぼ直結というアクセスの良さと、設備が充実している点がとても魅力的です。
ハイシーズンにはとても混雑しているという点が少々ネックではありますが、有名なマリンアクティビティはほとんど体験できますし、監視員も常駐していますので安全です。
水納港からの行き方
水納港から出るとすぐ目の前に水納ビーチは広がっていますので、迷わずに到着できるでしょう。
カモメ岩のビーチ
カモメ岩のビーチは、水納港の反対側に位置するビーチです。
水納島の南にあり、潮が満ちてきても歩いて散策することができますが、岩場が多いので、足元には注意が必要です。
おすすめポイント
カモメ岩という名の通り、カモメ科のアジサシという鳥が子育ての時期になるとやってきます。
ビーチの沖はダイビングスポットになっており、沖縄本島や瀬底島からも多くのダイバーが訪れます。
ですが、このビーチにはトイレやシャワー、更衣室などの設備はありませんので、水納ビーチ
でしっかりと準備してから向かうようにしましょう。
水納港からの行き方
水納港からは、島の集落を抜けて南の方へ向けて歩いていくと、約6分で到着します。
西の浜ビーチ
西の浜ビーチは、水納ビーチからほど近い位置にある静かなビーチです。
おすすめポイント
このビーチは、ぜひ夕方に訪れていただきたいです!
水納島の西側に位置しており、ビーチの目の前には景色を遮るものがありませんので、美しいサンセットを眺めることができます。
ビーチ周辺は街灯がなく、整備されていない道もありますので、暗くなってきた帰り道は足元に十分ご注意ください。
水納港からの行き方
水納港からは、道なりに右方向へ行きましょう。
約10分歩くと到着します。
車を使う場合には、約4分ほどで到着です。
水納集落
実は、水納港を降りてすぐ近くに広がる集落も、観光スポットとして人気があるんですよ。
おすすめポイント
水納ビーチから坂を登った先に広がる集落には、沖縄独特の民家や南国の植物があります。
また、島で唯一のお土産屋「海と島の雑貨屋さん」にもぜひお立ち寄りください。
オリジナルデザインのTシャツやポストカード、くらげ玉のアクセサリーなどを購入できます。
水納港からの行き方
水納港からは、南の方向へ約3分歩くと到着します。
まとめ
水納島の灯台やおすすめの観光スポットなどについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
美しい海と砂浜が有名な島ではありますが、それ以外にも観光スポットや写真映えする絶景がたくさんありますので、ぜひ時間の許す限り、水納島での観光をお楽しみください。
きっと最高の思い出作りができますよ!