
ウミガメと一緒に泳ごう!水納島でウミガメを見るためには
目次
水納島ってどんなところ
みなさんは、水納島(みんなじま)をご存知ですか?
水納島は、沖縄県は本部半島の西に浮かぶ離島の名前です。
島の人口は40人程度と、沖縄の離島の中でも比較的小さな島として知られています。
島の形がパンのクロワッサンに似ていることから、水納島は「クロワッサンアイランド」という名でも親しまれています。
沖縄本島からも近いため、日帰りで訪れる方も多く、水納島は県内でも有数の観光地として知られています。
観光客や地元の方々で、水納島のビーチは一年を通して賑わう場所です。
今回は、そんな水納島についてご紹介します。
那覇空港・渡久地港からの行き方
那覇空港から水納島へ行くには、まずバスターミナルから、やんばる急行バスに乗車しましょう。
そして「本部博物館前」で下車し、700メートルほど歩くと渡久地港に到着します。
次に高速船「ニューウイングみんなII」に乗り、15分ほどで水納島に着きます。
高速船の本数はシーズンによって変動するため、訪れる際はしっかりと調べて行くと確実です。
水納島が選ばれる理由
水納島は規模が小さな島です。
ですが、毎年6万人もの観光客が押し寄せ、人気の観光地となっています。
そんな水納島には人々を惹きつける魅力が多くあるのです。
水納島の魅力
ここからは、観光客に選ばれ続ける水納島について、その魅力をご紹介します。
青い海と白い砂浜が広がるビーチ
水納島の最大の魅力は美しいビーチ。
どのビーチも大変美しく、リゾート感たっぷりの景色が広がっているのが特徴です。
「水納ビーチ」は特に多くの方に知られており、水納島の代表的なビーチでありながら、水の透明度も世界トップレベルを誇る美しさ。
そんな水納ビーチでは、海水浴をはじめとしたさまざまなマリンアクティビティを楽しむことができることでも知られています。
美しい海を楽しもうと、一年を通して多くの観光客で賑わいを見せる人気のビーチです。
マリンアクティビティを楽しもう
水納島は、マリンアクティビティが盛んに行われています。
海水の透明度が抜群に高いため、マリンアクティビティを楽しむのには最適の場所となっています。
シュノーケリングやダイビング、パラセーリング、グラスボートなど、さまざまなマリンアクティビティを思う存分楽しめるスポットです。
気になったものを見つけて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。


石畳のきれいな道
水納島の主だった道路は、白くきれいな石畳で舗装されており、他の離島では見ることができない珍しい風景だといえるでしょう。
そのままでももちろん美しい光景なのですが、港から集落へと進む道は上り坂になっているため、その頂上で振り返って景色を眺めるのもおすすめです。
石畳と壮大な海とのコントラストがとても美しく、日頃のストレスや疲れも癒されるでしょう。
水納島に生息するウミガメ
水納島はウミガメと出会える確率が高い場所として知られていますが、どのような種類のウミガメが生息しているのでしょうか。
水納島に生息するウミガメについてご紹介します。
アオウミガメ
アオウミガメはウミガメの一種で、体長は約1.5メートル、体重は最大で320キログラムにも達する大型のウミガメです。
その体の色が青(緑)がかっていることから、アオウミガメと名付けられました。
ウミガメの多くは肉食ですが、大人のアオウミガメは草食で、主食は海藻ということが知られています。
繁殖は2年から4年の周期で繰り返され、産卵の時期になると陸に上がり、卵を産み落としていきます。
日本では小笠原諸島が最大の繁殖地として知られており、他にも八丈島や屋久島にも産卵をしに上陸することで知られています。
あたたかい海を好むアオウミガメなので、沖縄の海にもよく現れます。
アオウミガメは長らく乱獲されていた歴史があり、現在も絶滅危惧種に指定されている希少性の高い生物です。
アカウミガメ
アカウミガメは、大きな頭と赤い体に特徴のある、ウミガメの一種です。
アオウミガメよりはひとまわり小さい体ですが、肉食で、アゴの力が非常に発達しています。
エビやカニが大好物で、殻ごと砕いてしまうほど。
日本では和歌山県や屋久島、日南海岸などで産卵が確認されています。
アオウミガメと同じく、乱獲の対象になっていた歴史が長く、絶滅危惧種に指定されています。
タイマイ
タイマイはウミガメの一種で、アオウミガメやアカウミガメと比べれば小柄な体をしています。
別名ベッコウガメとも言い、その甲羅は美しく、べっこう細工に使用されてきました。
甲羅はハート型をしていますが、成長するにしたがって丸くなるのが特徴です。
甲羅のフチはギザギザで、くちばしが尖っているので、アオウミガメやアカウミガメとの区別もつきやすいです。
タイマイも他のウミガメと同じく、乱獲されてきた歴史が長いことから、絶滅危惧種に指定されています。
ウミガメと出会うためにはツアーに参加しよう!
ウミガメに出会いたい方はツアーに参加するのが1番の近道です。
現地の経験豊富なインストラクターがガイドしてくれるため、自分で探すよりもずっとウミガメに出会える確率が高まります。
ウミガメと出会えるマリンアクティビティ
ここからは、ウミガメと出会えるおすすめのマリンアクティビティについて、3つご紹介します。
シュノーケリング
シュノーケリングは、シュノーケルとフィンを身につけて海面付近を泳ぐ、人気のマリンアクティビティです。
おすすめポイント
シュノーケリングでウミガメと出会うことができれば、一緒に泳げる可能性が高いです。
近距離で目の当たりにするウミガメの大きさや優雅さ、可愛らしさに、感動すること間違いなしです。


ダイビング
ダイビングといえば、自由に海の中を泳いで楽しむマリンアクティビティです。
おすすめポイント
ダイビングはシュノーケリングよりもより深くまで潜りますから、ウミガメに遭遇する確率も高くなります。
また、海の中での自由度が高いため、まるで海と一体となったようにウミガメと泳ぐことができるのです。
ダイビング中にウミガメに出会い、一緒に泳ぐことができれば、一生忘れられない貴重な体験になることでしょう。


グラスボート
グラスボートは船底が強化ガラスになっていて、覗き込むだけで海の中の様子が観察できるマリンアクティビティです。
「動く水族館」と言われることもあります。
おすすめポイント
グラスボートのおすすめポイントは、どなたでも楽しむことができるというところです。
グラスボートは他のマリンアクティビティのように、年齢制限や身体的な制限がありません。
そのため、小さなお子様からご年配の方、泳ぎの苦手な方も気軽にウミガメと出会うことができます。
また、海に入る必要もないので、濡れることもなく、存分にウミガメの様子を観察することができますよ。
ウミガメを見られるおすすめのツアー3選
ここからは、ウミガメを見ることができるおすすめツアーについて、3つご紹介します。
水納島でシュノーケリング!<ボートエントリー>(No.604)
色とりどりのサンゴやお魚に出会える、大人気ボートエントリーのシュノーケリングプラン!
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、ちょっとしたクルージング感覚を味わいながら、気軽にシュノーケリングをすることができます。
水納島で体験ダイビング!<ボートエントリー>(No.605)
インストラクターのサポートのもと、感動の世界へ飛び込みましょう!
透き通る海、きれいなサンゴ、鮮やかな魚たちがあなたをお迎えします。
ボートエントリーは、船でポイントまで直行するので、重い機材を背負って歩くこともなく気軽にダイビングができます。
【夏季限定】水納島海水浴フリープラン(パラソル付き)(No.613)
水納島海水浴に選べる種類から組み合わせて自分達だけのオリジナルプランを作っちゃいましょう!
もちろん海水浴のみのお申込みもOK!お客様の旅行御予定に合わせたプラン作成が可能です。

まとめ
今回は水納島のウミガメについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
水納島は、国内でもウミガメと出会える確率のかなり高い場所です。
水納島にお越しの際は、マリンアクティビティのツアーに参加し、ウミガメと一緒に泳いでみるのはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。